第47回ローザンヌ国歳バレエコンクール(2019年開催)の様子 ©️Shinshokan
プロを目指す若いダンサーたちのための世界的バレエコンクール、ローザンヌ国際バレエコンクールが、2020年9月、日本で初めてプリセレクション(予選)を開催することを発表した。
これまで予選が行われてきたのは南米諸国やロシア、ヨーロッパ諸国、中国等。日本からの出場者は1次審査として「ビデオ審査」で選抜され、その通過者がスイス・ローザンヌで開催される本選に臨んできた。
コンクール側の発表によると、「この予選の目的は、才能ある日本の若手ダンサーが、プロフェッショナルとしてキャリアを築いていくための手助けをすること」。選ばれた出場者は2021年開催の第49回ローザンヌ・コンクール本選へ無償で招待される。
開催概要
ローザンヌ国際バレエコンクール2021 日本予選
●日時:2020年9月5日(土)、6日(日)
●場所:大阪府(詳細未発表)
●オンライン申込開始:2020年6月1日(月)
ローザンヌ国際バレエコンクール本選が開催されるボーリュ劇場(スイス・ローザンヌ)©️Shinshokan
- ローザンヌ国際バレエコンクール 芸術監督兼最高責任者 キャサリン・ブラッドニー氏のコメント
- ローザンヌ国際バレエコンクールの予選を日本で初めて開催することを嬉しく思っています。私自身が心から尊敬する国・日本での新たなコラボレーション、そして熱心で才能ゆたかな日本の若手ダンサーたちにダンスという芸術をさらに推し進めていけることを、楽しみにしています。
- It is my pleasure to organise the first Prix de Lausanne pre-selection in Japan. I am looking forward to this new collaboration in a country that I admire very much and to promote the art of dance towards dedicated and talented young dancers in Japan. (Kathryn Bradney, Prix de Lausanne’s artistic and executive director).
キャサリン・ブラッドニー氏 ©️Shinshokan
今年の第48回ローザンヌ国際バレエコンクールは2020年2月2日(日)~9日(日)開催。例年の本選会場であるローザンヌのボーリュ劇場が工事中のため、今回はローザンヌ近郊の街モントルーで行われる。