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【動画レポート】新国立劇場バレエ団ウィールドン振付「DGV」リハーサル＆振付指導者インタビュー

2020.01.09 阿部さや子　Sayako ABE

Videographer: Kenji Hirano, Kazuki Yamakura

2019年12月中旬、『くるみ割り人形』開幕直前でリハーサルも最後の追い込みに入っていた頃ーー新国立劇場バレエ団のスタジオでは、クラシック全幕の『くるみ』とはほとんど真逆と言っていいような、現代的でスタイリッシュな作品の稽古が同時並行で進められていた。

その作品は、クリストファー・ウィールドン振付『DGV』。
マイケル・ナイマン作曲の「MGV: Musique à Grande Vitesse（高速の音楽）」を使用した一幕ものの作品で、2020年1月11・12・13日「ニューイヤー・バレエ」の一演目として上演される。

リハーサルを少しだけ覗かせてもらった。
ウィールドンがみずからキャスティングしたという男女のカップルは、どの組もこれまでの同バレエ団の公演では見かけたことのない組み合わせで、とても新鮮。
そしてダンサーたちの体が、想像もしなかったような形に変化しては、空間をするすると移動していく。それがとにかくおもしろくて、このままずっと見ていたい！と思った。

そのリハーサルの様子と、ウィールドンの右腕である振付指導ジェイソン・ファウラー氏の作品解説を、上の動画にまとめました。どうぞお楽しみください。

公演情報

新国立劇場バレエ団「ニューイヤー・バレエ」

日時	2020年1月11日（土）14:00 2020年1月12日（日）14:00 2020年1月13日（月・祝）14:00
会場	新国立劇場オペラパレス
演目	『セレナーデ』（バランシン振付）『ライモンダ』よりパ・ド・ドゥ（プティパ振付／牧阿佐美改訂振付）『海賊』よりパ・ド・ドゥ（プティパ振付）『DGV Danse à Grande Vitesse ©』（ウィールドン振付）
詳細	https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/newyearballet/