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【NEWS】ローザンヌ国際バレエコンクール2021はビデオ審査で開催

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前回(2020年)開催の第48回ローザンヌ国際バレエコンクールより

ローザンヌ国際バレエコンクールの主催財団(the Fondation en faveur de l’Art Chorégraphique)は、新型コロナウイルスの状況を考慮して、2021年1月31日〜2月7日開催の第49回ローザンヌ国際バレエコンクールを「ビデオ審査」の形式で開催すると発表した。

財団の発表によると、スイス現地に入るのは審査員9名のみ。すでに発表されている20ヵ国81名の本選出場者(うち日本人は男子6名、女子5名の計11名)はクラシック・ヴァリエーション、コンテンポラリー・ヴァリエーション、バレエ・クラスのビデオを提出し、審査が行われる。そして例年通り20名のファイナリストが選出され、2021年2月6日(土)にスカラシップやプロ研修賞等の受賞者が決まる

コンクール終了後、受賞者以外にも留学や研修のチャンスを与える「ネットワーキング・フォーラム」も、今回は同コンクールのパートナー・スクールやカンパニーがビデオで選考するかたちに。
またコンクール開催前には、一流のバレエ教師やコーチ陣が本選出場者たちに指導を行うオンライン・クラスも計画しているという。

今大会から新設されることになっていた、振付の若い才能を発掘するための「ヤング・クリエイション・アワード」も、同じくビデオ審査で行われる。審査員はファイナリストから提出された振付作品を2021年2月3日(水)に審査し、最優秀者2名を選出。その受賞作品は、2022年開催の第50回ローザンヌ国際バレエコンクールで披露される。

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