- 「公開リハーサル」ダイジェスト
- リハーサル
 00:00〜 Scene1|特攻隊員
 01:17〜 Scene2|少年K
 01:49〜 Scene4|山人住めり
 02:12〜 Scene6|震え・雪女
 03:11〜 Scene9-2|経立払い
 03:25〜 Scene10|オシラサマ
 04:32〜 Scene11|数珠
 05:22〜 Scene12|赤い津波
 05:51〜 Scene13|許嫁との再会
 森山開次、囲み取材
 07:04〜 質問①バレエダンサーと舞踏家に振付ける楽しさと難しさについて
 08:01〜 質問②Kバレエのダンサーたちの印象は?
 09:00〜 質問③作品を通して伝えたいこと
2025年12月26日(⾦)〜28(⽇)、K-BALLET Opto が『踊る。遠野物語』を東京建物Brillia HALLにて上演します。K-BALLET Optoは、K-BALLET TOKYOとBunkamuraが2022年に立ち上げたプロジェクト。新進気鋭の振付家や他ジャンルのアーティストとのコラボレーションを通して、現代社会に潜む問題をダンス作品に昇華し、世界に発信することを目指しています。
第4弾は、森山開次の演出・振付・構成による日本幻想文学『遠野物語』。特攻隊員とその許嫁のラブストーリーを軸に、現実と幻想、あの世とこの世が交差する物語を紡ぎます。本公演には舞踏の麿⾚兒と⼤駱駝艦、歌舞伎界の新星・尾上眞秀がゲスト出演。⽯橋奨也、⼤久保沙耶をはじめK-BALLET TOKYOのダンサーたちと共演します。
今回は、8月下旬に同団のスタジオで行われた公開リハーサルのもようを動画でお届けします。
- STORY
- 一通の特攻隊員の遺書との出会いからこの物語は始まった。
1945年、出撃を前に青年が許嫁に残した思い。私のことは忘れ、これから新しい人生を幸せに歩んでいってほしい。と切ない気持ちを抑えながらも許嫁の幸せを祈るものだった。けれどその末尾には、こらえきれない本音が綴られた。「会いたい、話したい、無性に。」 出撃。入道雲、蝉の音、ここは……。おれは、死んでいるのか。生きているのか。青年は神隠しにあった少年に導かれながら、この世とあの世が交わる幻影の地である「遠野」をさまよう。道中、オシラサマ、雪女、山姥に出会い、そのすべてに許嫁の面影を映しながら、かつて彼女と歩いた三陸の浜にたどり着く。月の光、静かに打ち寄せる波、近づく人影、青年がそこで見たものとは……。 

最後の場面「許嫁との再会」より。⽯橋奨也と⼤久保沙耶 ©︎渡邉肇
公演情報
K-BALLET Opto
「踊る。遠野物語」
【東京公演】
2025年12月26日(金)~28日(日)
東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【山形公演】
2026年1月9日(金)
荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)
【秋田公演】
2026年1月12日(月・祝)
あきた芸術劇場ミルハス
【青森公演】
2026年1月15日(木)
SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)
【岩手公演】
2026年1月18日(日)
北上市文化交流センター さくらホールfeat.ツガワ
【北海道公演】
2026年1月20日(火)
札幌市教育文化会館
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