2023年1月29日(日)〜2月5日(日)まで、ローザンヌ国際バレエコンクール2023が開催されます。
今回は50周年という節目に加え、改修工事を終えてリニューアルオープンしたボーリュ劇場での開催。
また審査員長はジャン・クリストフ・マイヨー、副審査員長はディアナ・ヴィシニョーワ、そして熊川哲也も審査員を務めます。
準決選は2月3日(金)、決選は2月4日(土)。そして2月5日(日)に記念ガラが上演されます。記念ガラには、かつてこのコンクールでチャンスをつかみ世界へと羽ばたいたスターダンサーたちがずらり出演。日本からは上野水香が出演し、『瀕死の白鳥』を踊ります。
★記念ガラの出演者および演目はこちら
今回、ビデオ審査や各地での予選を経てローザンヌ本選出場を決めたのは、世界18ヵ国から87名(女子46名、男子41名)。日本人は、女子5名、男子9名の計14名が出場します。
1月27日(金)、日本のスクールからの出場者たちが、東京・羽田空港からローザンヌに向けて出発!
昨年10月に行われた初の日本予選で本選進出を決めた4名の姿もあり、その日本予選招致の立役者である芸術文化プロデューサー、ダンスウエスト代表取締役の西尾智子氏も激励に駆けつけました。
写真左から:宮崎圭介さん、松丸凛さん*、西尾智子さん、島長賢汰さん*(*は日本予選で選ばれた本選進出者)。利用航空会社のチェックインカウンターが大混雑していたため、早く搭乗手続きの終わった3名に集まってもらいました
- 宮崎圭介さん(ワクイバレエスクール)
ローザンヌはやはりとても大きなコンクールなので、すごく緊張しています。でもリラックスしてがんばります!
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松丸凛さん(アクリ堀本バレエアカデミー)
ローザンヌ国際バレエコンクールに出ることが夢だったので、いまだに信じられなくて実感がわきません。でも、楽しんでがんばります!
- 島長賢汰さん(ルシア・バレエスクール)
ローザンヌは簡単に出られるコンクールではないので、楽しんでがんばりたいと思います!
「初めての日本予選を実施するのは本当に大変なことでしたけれど、今こうして素晴らしい可能性を持った子どもたちを目の前にして、やはりやってよかったなとあらためて思います。私も現地に観に行きます。ボーリュ劇場の舞台に日本人出場者のみなさんが立つのを観たら、きっとこれまで以上の感慨があるでしょうね」(西尾さん)。
出場者たちの1週間は、1月29日、男女別のクラシック・クラスからスタートします。
コンクールのもようは、ARTE Concertのチャンネルでライブ配信される予定。アーカイブはローザンヌ国際バレエコンクールのYouTubeチャンネルで配信されます。
2月5日の50周年記念ガラも、はMezzo TV と medici.tv でライブ配信されるとのこと。
★配信のスケジュールなど詳細はこちら(時間の表記はスイス時間。日本は+8時間となります)
バレエチャンネルでは、ローザンヌ国際バレエコンクール2023を現地取材します。
レポート等関連記事は随時公開予定。どうぞお楽しみに!