バレエを楽しむ バレエとつながる

PR
  • 観る
  • 知る
  • PR

【6/14〜公開!英国ロイヤル・バレエ「白鳥の湖」】ヤスミン・ナグディ インタビュー〜自由になりたい。その気持ちがオデットと王子を結びつける

阿部さや子 Sayako ABE

ロンドンのコヴェント・ガーデンにある歌劇場「ロイヤル・オペラ・ハウス」で上演されたバレエとオペラを映画館で鑑賞できる「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」。臨場感のある舞台映像はもちろん、開演前や幕間にはリハーサルの特別映像や舞台裏でのスペシャル・インタビューを楽しめるのも、“映画館で観るバレエ&オペラ”ならではの魅力です。

2023/24シーズンのラインアップはこちら

2024年6月14日(金)〜20日(木)の1週間、TOHOシネマズ日本橋ほか全国の劇場で公開されるのは、英国ロイヤル・バレエによるリアム・スカーレット版『白鳥の湖』です。

初演当時まだ31歳だった振付家の故リアム・スカーレットが、古典バレエの伝統に英国バレエらしい演劇性をまとわせた新演出版。王座を狙う女王の側近が悪魔ロットバルト、第1幕のパ・ド・トロワを踊るのはジークフリートの妹たち、友人ベンノとは特別な絆で結ばれている、という設定に。そして『白鳥の湖』といえば、バージョンによって異なる物語の“結末”ーーハッピーエンドか、バッドエンドか、などーーも大きな注目ポイントのひとつ。スカーレットは、他のどの演出版よりも悲劇的と言えるかもしれないラストシーンを描いています。

Swan Lake ©2022 ROH. Photographed by Tristram Kenton

主演はロイヤルの新時代を担う2人のプリンシパル、ヤスミン・ナグディマシュー・ボール。今回は、美しく強靭なテクニックと真実味のある演技でオデット/オディールを演じているヤスミン・ナグディに話を聞きました。

ヤスミン・ナグディ Yasmine Naghdi
英国ロンドン生まれ。ロイヤル・バレエ・スクール(ホワイト・ロッジおよびアッパー・スクール)で学ぶ。2010年ロイヤル・バレエ入団。2012年ファースト・アーティスト、2014年ソリスト、2016年ファースト・ソリスト、2017年プリンシパルに昇格。 ©︎Andrej Uspenski

【Story】
女王の顧問に化けた魔王ロットバルトが支配する宮廷。誕生日を迎えたジークフリート王子は、女王に明日の舞踏会で花嫁を選ぶようにと命令される。狩りに出たジークフリートは白鳥の群れに出会う。そのうちの一羽が美しい女性オデットに変身すると、たちまち王子は恋に落ちる。だがオデットは、魔王ロットバルトの呪いに囚われており、夜の間だけ人間の姿に戻ることができる。この呪いは、まだ誰も愛したことがなく、不滅の愛を彼女に誓った男性によってのみ破られる。

宮廷の舞踏会には、王子の花嫁候補である4人の姫君が各国から参列する。王子はオデットを愛しているため、この中から花嫁を選ぶことができない。オデットにそっくりなオディールが現れて王子はオデットだと思い込み魅せられる。ロットバルトは、王子をだましてオディールに愛を誓わせる。王子のオデットへの愛の誓いは破られてしまった。ロットバルトは宮廷を乗っ取り、だまされた王子は湖畔へと走る。打ちひしがれたオデットが彼を迎える。永遠に白鳥であり続ける運命を背負ったオデットには、人間の姿に戻るためのただ一つの方法、死しか残されていなかった……

🦢

『白鳥の湖』といえばクラシック・バレエの代名詞。初めてオデット&オディールを踊った時のことなど、思い出に残っているエピソードがあれば教えてください。
『白鳥の湖』に初めて出演したのはまだ10代だった頃。当時はアンソニー・ダウエル版を上演していて、コール・ド・バレエからソリストまで、あらゆる役を経験しました。そして2018年、私がプリンシパルに昇格したシーズンに、このリアム・スカーレット版『白鳥の湖』が新制作されたんです。私はこの時に初めてオデット/オディールを踊れることになり、リアムのクリエイションにも参加することができました。非常に難しい役で、たくさんの練習が必要でしたけれど、無事に演じ終えて舞台の幕が降りた時には、達成感でいっぱいになりました。

忘れられないのは、同じ2018年にロイヤル・バレエのスペイン・マドリード公演があり、この『白鳥の湖』を上演した時のこと。主演予定だった2人のバレリーナが怪我で降板して、私は代役で舞台に立つことになったのですが、マドリードでは開演時間が夜9時半くらいだったんです! 連日真夜中近くまで白鳥を踊ったというのが、この作品にまつわるスペシャルな思い出です(笑)。

ヤスミンさんが感じる、リアム・スカーレット版『白鳥の湖』の魅力とは?
プティパが作り上げた作品の骨格を忠実に守り、その骨に肉付けするように、美しい装飾を施していったのがリアムのバージョンだと思います。そして彼はとても音楽的な振付家で、すべてがチャイコフスキーの楽譜に対して合理的に振付けられているんですよ。また同僚のバレリーナたちからは、「オデット/オディールに関しては、ダウエル版よりもスカーレット版のほうが難しい」という興味深い話を聞きました。私はリアムの版でしかオデット/オディールを踊ったことがないので、自分では比較できないのだけれど。

英国ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』ヤスミン・ナグディ(オデット)、マシュー・ボール(ジークフリート) ©︎Andrej Uspenski

まさに、スカーレット版はオーソドックスな骨格に豊かなドラマをまとわせていて、「古典バレエ」というよりもむしろ「ドラマティック・バレエ」を観ているような気持ちになりました。この版のオデット/オディールを演じる上で、ヤスミンさんがとくに意識していることがあれば教えてください。
やはり、白鳥と黒鳥の対比をしっかりと見せることです。まずオデットについてお話しすると、第2幕では、彼女がジークフリート王子を少しずつ信じるようになる、その美しい瞬間を大切に演じています。あのグラン・アダージオで、オデットとジークフリートは会話を交わし、お互いを知り、多くの共通点があることに気づきます。その共通点とは、どちらも「囚われの身」だということ。オデットはロットバルトの呪縛により、白鳥として生きなくてはならない身の上です。王家に生まれたジークフリートは、花嫁を迎えて王位につく運命から逃れることができません。ふたりはそれぞれ囚われた立場にあり、どちらも自由を求めている。そのことが、お互いの魂を強く結びつけるのだと解釈しています。

そして第3幕はオディールとして、第2幕のオデットとはガラリと違う存在として登場しなくてはいけません。オデットがエレガントで、ソフトで、抒情的で静かな存在であるのに対して、オディールはまるで黒豹のよう。狡猾で邪悪、圧倒的なパワーとエネルギー。そうしたものをこの幕で大胆に放つことで、第4幕で再びオデットに戻った時、白鳥の静けさや苦悩が際立つのだと思っています。

おっしゃる通り、このスカーレット版『白鳥の湖』はドラマティックな古典バレエです。そのドラマ性を表現する上で、美しい音楽が大きな助けになっていることは言うまでもありません。

いま第2幕のグラン・アダージオのお話がありましたが、オデットとジークフリートは、第2幕と第4幕でそれぞれ長くて重要なパ・ド・ドゥを踊りますね。このスカーレット版のおもしろいところは、第4幕のパ・ド・ドゥ――つまりオディールに騙され愛の誓いを破ってしまったジークフリートが、オデットに許しを請うデュエットが、第2幕のパ・ド・ドゥと同じように始まり、同じように終わるところです。この二つのパ・ド・ドゥでオデットとジークフリートが交わしている感情をセリフにするなら、どんな言葉になるでしょうか?
第2幕のほうは、「あなたは誰? なぜここにいるの? 私に何を望んでいるの?」というオデットの問いかけに、ジークフリートが「僕は君となぜか繋がっているように感じるんだ」と答えている。そしてパ・ド・ドゥが終わる頃には、「心配しないで。僕は君のためにここにいるよ」と語りかけているように感じます。第4幕に関しては、裏切られたことを悲しみ、自分たちはもう永遠に白鳥として生き続けなければならないのだと嘆き、しかし最後にはジークフリートを許すオデットの声が、あのパ・ド・ドゥからそのまま伝わってくるのではないでしょうか。
その第4幕のパ・ド・ドゥを他の演出版と比べると、リアム・スカーレットが描いたオデットは、ジークフリートを許すまでに少し長い時間がかかるように見えるのですが。
その通り。私もそう思います。この版のオデットは、動揺や悲しみを手放すまでに時間がかかるんです。
第2幕の話に戻り、オデットの登場シーンについて聞かせてください。賑やかな第1幕とは打って変わって、とても静かな湖畔の場面。ヒロインの登場を今か今かと待っている観客の前に、オデットとして舞台袖から駆け出してくる時、ヤスミンさんはどんな気持ちですか?
そう言われると、かえって緊張してしまうわね(笑)。もちろん大きなプレッシャーはあります。とくに今回は世界中の映画館で上映されるわけですから、責任重大です。でもケヴィン・オヘア芸術監督が、この大きなチャンスを私に託してくれた。そのことが本当に嬉しかったし、自分はもうこのチャレンジを引き受ける準備が充分にできている、とも思いました。

お客様の前に飛び出していく瞬間は、もちろん緊張します。なぜ緊張するかといえば、失敗したくない、すべてうまくやり遂げたい、できれば最高の演技をお見せしたい、という気持ちが働くからです。舞台に出ていく瞬間はもう、自分を信じるしかありません。「ヤスミン、あなたならできる。お客様を物語世界の旅にお連れするのよ」って。袖にスタンバイしている時は、そんな気持ちでいます。

もうひとつ、第2幕について聞かせてください。ジークフリートに出会ったオデットは、自分の悲しい身の上をマイムで語りますね。その場面のあなたのマイムはとても優美で音楽的なのに、何を語っているのかも明快で、素晴らしいなと感じました。マイムを行う時、ヤスミンさんが心がけていることは何でしょうか?
焦らずに、動きをはっきり見せること。「私」「あなた」と、しっかり時間を使ってクリアに表現することです。たとえ音楽が速くても、そのマイムを行う数秒間は、少し音を引っ張るような気持ちで動いています。マイムでいちばん大切なのは、誰もが理解できるように演じることだと思います。バレエには声も言葉もありません。ですからすべてのジェスチャーを、急がず、時間をかけて、くっきりと見せることを心がけています。

英国ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』ヤスミン・ナグディ(オデット)、マシュー・ボール(ジークフリート) ©︎Andrej Uspenski

そして第3幕について。先ほど「オディールは黒豹のようだ」という印象的な言葉がありましたが、ヤスミンさんのオディールは、オデットとのコントラストを見せながらも、同時に「オデットと似た部分」を強く意識しているように見えました。
ええ、その通りです。あくまでも、オディールはオデットのふりをしているわけですから。振付としても、あからさまにオデットのように振る舞うところがいくつか出てきますよね。その夜、彼女は違うドレスを着ているだけ。「今夜は黒いドレスを着ているけれど、私はオデットなのよ」と、終始ジークフリートを説得し続けるイメージで演じています。
ヤスミンさんのような素晴らしいプリンシパルにこのような質問をするのは躊躇われるのですが……黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥのコーダで見せる、有名なグラン・フェッテ32回転についてです。第2幕、第3幕と踊り続けてきて、体力もかなり消耗しているはずなのに、ヤスミンさんは驚くほど軽々と回っているように見えました。実際のところ、あなたにとって黒鳥の32回転はさほど難しくないのでしょうか?
軽々と回れたらどんなにいいかしら!(笑)もちろん私にとっても、黒鳥のグラン・フェッテは毎回大きな挑戦です。あなたのおっしゃる通り、あの時点ではもうとても疲れています。第3幕だけでも、パ・ド・ドゥはとても長いし、ソロも長い。まだ呼吸も整わないうちに、いきなりフェッテを始めなくてはいけません。

でも、ダンサーは30代で全盛期を迎えるとよく言われますけれど、私も今、そのピークに向かって昇っている最中だと感じます。経験も積み上がり、スタミナもついてきました。「マッスルメモリー」と呼ばれる身体の記憶も、身についてきたように思います。極度の疲労というものをこれまでたくさん経験してきましたから、舞台上で疲れている時にどう対処すればいいか、私の身体はすでに知っているんです。

グラン・フェッテを始める前には、まず心を落ち着けます。息が荒いまま力任せに回り始めると、自分で自分の回転がコントロールできなくなってしまうので。グラン・フェッテというテクニックはとてもロジカルにできています。脚を開く位置、頭の位置、軸脚のプリエの仕方、エネルギーの使い方、スポッティングの技術、体幹の安定性……等々、考えなければならないことがたくさんあります。ですから、日頃からたくさんの練習が必要です。私自身、本番の日まで毎日フェッテの練習をしました。とくに今回に関しては、その日の演技が撮影され、映像として残るわけですから。ダーツで的を射抜くように、完璧にやり遂げたいと思いました。

ジークフリート役のマシュー・ボールについても聞かせてください。ヤスミンさんから観て、彼はどんな魅力を持ったダンサーですか?
マシューと私は、カンパニーの中で一緒に成長してきたように感じます。私たちが初めてパートナーを組んだのは、『オネーギン』でオリガとレンスキーを演じた時でした。オヘア監督は私たちのコンビを気に入ってくれて、それ以来何度もペアを組んできました。『ロミオとジュリエット』でも共演したし、『ドン・キホーテ』のキトリとバジルも楽しかった。マシューと踊っていると、家族のもとに帰ったような親しみを感じます。とても力強くて信頼できるパートナーだからこそ、自分の役をさらに追求できるし、リスクを恐れず挑戦もできる。そして舞台の上で彼の目を見ると、とても安心するんですよ。マシューは私のキャリアの一部であり、これからもずっとそうであってほしい。男性ダンサーとこのようなパートナーシップを築けるのは、とても幸運なことです。

英国ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』ヤスミン・ナグディ(オデット)、マシュー・ボール(ジークフリート) ©︎Andrej Uspenski

最後にシンプルな質問を。『白鳥の湖』の中でいちばん好きなシーンは?
いい質問ですね。私のお気に入りは第3幕です。舞台セットのデザインが大好きなんです。とても美しく、壮大で、この上なく華やか。衣裳もすべてがゴージャスで、舞台の上を見渡すと、誰もが100万ドルの価値があるように見えるんですよ。
『白鳥の湖』の中でいちばん好きな楽曲は?
選ぶのが難しすぎます……。音楽といえば、ひとつ面白いエピソードを思い出しました。ある時『白鳥の湖』を踊り終えたあと、しばらくの間、どこへ行ってもその音楽が流れてきたんです。カフェに行っても、夫と一緒にギリシャへ旅行に行っても。私はこう思いました。「『白鳥の湖』がどこまでもついてくる」と。あれはとても不思議な体験でした。

本当にどの楽曲も素晴らしいのだけど、強いて挙げるなら第3幕のパ・ド・ドゥの音楽が大好きです。3幕には美しい瞬間がたくさんあります。あとは第4幕の音楽も胸が張り裂けそう。音楽は私の魂を照らしてくれるものであり、この身体を貫く血液です。大好きな楽曲の数々が、いつも私に大きなインスピレーションを与えてくれています。

Swan Lake ©2022 ROH. Photographed by Tristram Kenton

上映情報

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24
ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』

6/14(金)~6/20(木) TOHOシネマズ 日本橋 ほか1週間限定公開
★上映館、スケジュールなど詳細は公式サイトをご確認ください

【振付】マリウス・プティパ / レフ・イワノフ
【追加振付】リアム・スカーレット / フレデリック・アシュトン
【演出】リアム・スカーレット
【美術・衣裳】ジョン・マクファーレン
【作曲】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
【照明デザイン】デヴィッド・フィン
【ステージング】ギャリー・エイヴィス、ラウラ・モレ―ラ、サマンサ・レイン
【スカーレット財団芸術監修】ラウラ・モレ―ラ
【レペティトゥール】ディアドラ・チャプマン、ヘレン・クロフォード、シアン・マーフィー、サミラ・サルディ
【プリンシパル指導】アレクサンダー・アガジャノフ、ダーシー・バッセル、オルガ・エヴェレイノフ、イザベル・マキーカン、エドワード・ワトソン、ゼナイダ・ヤノウスキー

【指揮】マーティン・ゲオルギエフ
【コンサートマスター】マグナス・ジョンストン
【演奏】ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団

【キャスト】
オデット/オディール:ヤスミン・ナグディ
ジークフリート王子:マシュー・ボール
女王:クリスティーナ・アレスティス
ロットバルト:トーマス・ホワイトヘッド
ベンノ:ジョンヒュク・ジュン
ジークフリートの妹たち:レティシア・ディアス、アネット・ブヴォリ

〈第1幕〉
ワルツとポロネーズ:ミカ・ブラッドベリ、桂千理、シャーロット・トンキンソン、ララ・ターク
アクリ瑠嘉、デヴィッド・ドネリー、テオ・デュブレイユ、ベンジャミン・エラ

〈第2幕/第4幕〉
小さな4羽の白鳥:ミカ・ブラッドベリ、アシュリー・ディーン、前田紗江、ユー・ハン
大きな2羽の白鳥:ハンナ・グレンネル、オリヴィア・カウリー

〈第3幕〉
スペイン王女:ユー・ハン
ハンガリー王女:ミカ・ブラッドベリ
イタリア王女:前田紗江
ポーランド王女:桂千理
スペイン:ナディア・ムローヴァ=バーレー、デヴィッド・ドネリー、ベンジャミン・エラ、ハリソン・リー、エイダン・オブライエン
チャルダッシュ:カタリーナ・ニケルスキ、ケヴィン・エマートン、シエラ・グラシーン、ヴィオラ・パンテューソ、シャーロット・トンキンソン、マリアンナ・ツェンベンホイ、五十嵐大地、ジョシュア・ジュンカー、ジェームズ・ラージ、マルコ・マシャーリ
ナポリ:イザベラ・ガスパリーニ、レオ・ディクソン
マズルカ:ジュリア・ロスコ―、ジャコモ・ロヴェロ、オリヴィア・フィンドレー、マディソン・プリチャード、ルーカス・B・ブレンツロド、テオ・デュブレイユ

この記事を書いた人 このライターの記事一覧

類似記事

NEWS

NEWS

最新記事一覧へ