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【バレエDIY】アイシングクッキーを作ろう! ~「くるみ割り人形」編~

古川 真理絵

Music:CD『くるみ割り人形』(新書館)より

もうすぐ待ちに待ったクリスマス?
今回は『くるみ割り人形』の世界から飛び出てきたような、可愛いアイシングクッキーの作り方をご紹介します♪
プレゼントにもぴったりな、くるみ割り人形金平糖の精のチュチュトウシューズのクッキーを作ってみませんか?

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用意するもの

【クッキー生地の材料】※チュチュ、トウシューズ、くるみ割り人形 各3個分

<クッキー生地>
●無塩バター:100g
●粉糖:70g
●小麦粉:200g
●全卵25g(卵の約半分)
★トウシューズ、チュチュ、くるみ割り人形のクッキー型は「mscookiecutter」のものを使用

<その他>
●めん棒
●4mmのルーラー(なければわりばしでもOK!)
●OPP袋(食品使用可のもの)

【アイシング&デコレーションの材料】

<ベースのアイシング>
●粉糖:100g
●メレンゲパウダー(乾燥卵白):4g
●水:14g

<アイシングカラー(食品用着色料)>
●赤色
●黒色(竹炭パウダーでも可)
●黄色
●ピンク:ピンクと茶色を混ぜる(※上の動画をチェック!)
※ピンクだけだとショッキングピンクになるので、茶色を少し入れてくすませます。
●クリーム色:茶色をごく少量混ぜて肌色に
★今回使用したのは「Wilton(ウィルトン)」のアイシングカラー

<その他>
●爪楊枝
●コルネ(OPPシート18㎝×18㎝)
★コルネの作り方はこちら
●筆(細めの丸筆か平筆、太めの丸筆か平筆)
●グラニュー糖
●ピンクのリボン(3mm幅のリボンだと◎)
●アラザン
●ゴールドパウダー(シェフラバー パールパウダー 金)
●ハサミ
●ピンセット(精密用)
●テープ

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クッキー生地を作る

STEP1:バター、粉糖、卵を混ぜる
バターと卵を常温に戻しておく。
バターをクリーム状に練ったら、粉糖を加えながらさらに白っぽくなるまで混ぜる。
粉糖をすべて混ぜ終えたら、溶き卵を3回に分けて加える。

※好みでバニラオイルやバニラシュガーを少々混ぜると香り豊かなクッキー生地に♪

STEP2:小麦粉を混ぜる
ふるった小麦粉を一度に加えて、ヘラで切るように混ぜる。
こねすぎると生地が固くなるので要注意!

\Point!/
ある程度まとまってきたら、平な台の上にのせ、手のひらを使って生地を手前から奥へ押し伸ばす(この作業を「フラゼ」といいます)
バターの塊がなくなるまで2~3回フラゼをすると、表面がなめらかなクッキーに仕上がります!

STEP3:生地を寝かす
OPP袋に生地を入れ、めん棒で4~5mmの厚さに伸ばし、冷蔵庫で約60分冷やす。

\Point!/
OPP袋を使用すれば、余分な小麦粉を使う必要はなく、机が汚れることもありません。
袋は100円ショップで販売しているものでOK!
生地はOPP袋に入れた状態で約1ヵ月冷凍保存が可能です。
(冷凍した生地は、冷蔵庫で自然解凍して使いましょう)

STEP4:型を抜く
型を抜く。トウシューズには、リボンを通す穴をあらかじめストローであけておく。

STEP5:クッキーを焼く
170度に予熱したオーブンで、焼き色がまんべんなくきつね色になるまでしっかり焼く(約20分)。
オーブンによって火の入り方が異なるので、焼き色を見ながら時間を調整する。
白っぽいのは生焼けの状態。水分が多いクッキーにアイシングを塗ると、ひび割れの原因に。


※クッキーが冷めてからデコレーションしましょう!

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アイシングを作る

STEP1:ベースのアイシングを作る
すべての材料をボールに入れる。ハンドミキサーの低速で約10分練れば、一番固いベースのアイシングは完成!

\Point!/
ベースのアイシングも冷凍で約1ヵ月保存できます。
(冷蔵庫で約30分解凍し、かならず練り直してから使用しましょう)

STEP2:固さを調節する
ベースのアイシングを3等分。それぞれに数滴ずつ水を足してゆるくし、3種類の固さを作る。
①中間の固さ★★★:すくうと角がおじぎするくらいの固さ。

②ややゆるめの固さ★★:表面をヘラでたたき、なじんでツヤが出てくる固さ。目安としては、爪楊枝でアイシングの表面に線を引き、約20秒でなじむくらい。

③ゆるめの固さ★:すくった角が4~5秒で表面になじむ固さ。

STEP3:色付けする
爪楊枝の先にアイシングカラーを少量とり、アイシングに混ぜる。好みの色になるまで何度か繰り返す。
ピンクのみ「ピンク」と「茶色」を混ぜて色を作る。ほかはベースのアイシングにワンカラ―入れるだけ♪

※一度使用した爪楊枝は、アイシングカラーに戻さないようにしましょう! カビが生える原因になります。

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コルネ(アイシングを入れる小さな絞り袋)を作る

OPPシートを直角二等辺三角形にカット。片方の等辺に、もう片方の等辺を巻き付け円錐を作る。
円錐の先端が鋭くなるようコルネを締め、端がずれないようにテープで固定。
絞り口は、コルネの先端を
●中間の固さ★★★:1.5~2mmカット
●ややゆるめ★★&ゆるめ★★の固さ:2~3mmカット
アイシングはすぐ乾燥してしまうので、カットしたあとはウェットティッシュなどで包み乾燥を防ぐ。

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アイシングでデコレーションする


★動画の順番でデコレーションすると、乾燥する時間も含め、効率よく作れます! 

【これが分かればカンタン★アイシング5つのテクニック】
1. ラインを引く
「中間の固さ★★★」でコルネの先端を少し浮かして、垂らしながら描く。
(※ラインの引き方は「コルネの作り方動画」1:07~を参照)

\Point!/
失敗した時は、濡らして固くしごいた筆でアイシングをぬぐうことができます!
何度でもやり直しができるので気負わずチャレンジ♪

2. 面を塗りつぶす
「ゆるい固さ★」で円を描くように塗りつぶす。たくさん盛るとぷっくりカワイイ仕上がりに。

\Point!/
トウシューズの塗りつぶしは必ず外側のピンクから! 外枠から塗ると、ピンクのアイシングが壁になって白いアイシングがアウトラインからはみ出ることなく綺麗に仕上がります。

3. 立体的に塗りつぶす(プレッシャーパイピング)
「ややゆるい固さ★★」をたっぷり絞り、表面がなめらかになるまで細かくゆらしながら塗っていく
塗る時は立体感を出すために、最初に三次元をイメージ。一番下になる面から塗る!
(例)ズボン→上着→ベルト→顔→帽子
アウトラインをとる時、塗る面の真ん中にもラインを描くと乾燥した時の陥没防止になる。

4. 細かな装飾をほどこす
「中間の固さ★★★」でドットや細かいラインを描く。
応用①:小さくドットを打つ技法、「ピコットドット」
胸元のレースは、三角形になるようにドットを3つ並べている。

応用②:細かい装飾を描く。
向かって左側のレースの装飾は、小さく「S」と「C」を描いている

応用③:「しずく」という技法。ドットを絞り出してから、力を弱めながらラインを引く。
チュチュの飾り、胸元のお花のレースはすべて「しずく」の応用。

応用④:アラザンは「中間の固さ★★★」で接着! 「ややゆるめの固さ★★」で接着すると、アイシングがはみ出てしまう。

5. 筆の活用
ニュアンスを出したい時に筆を使う!
使用例①:ドットを筆でつぶし、裾に向かってアイシングを引っ張ると、チュールの裾感が出る。「ブラッシュエンブロイダリー」という技法。

使用例②:チュチュに白の「ややゆるい固さ★★」のアイシングを表面に塗ると、チュール感が出る。
あえて筆跡を残すようにすると◎

使用例③:ピンクの「ゆるい固さ★」をトウシューズに塗り、乾かないうちにグラニュー糖をまぶす。

使用例④:くるみ割り人形の髪とひげを「中間の固さ★★★」で絞り出しながら描く。乾かないうちに筆で表面をチョンチョンとけば立たせる。

\完成!/

\Point!/
完成したアイシングクッキーは、約12時間乾燥させてから、乾燥剤と一緒に密閉できる容器(タッパーなど)に入れて保管。ガス袋(酸素を通さないお菓子保管用の袋)に入れ、シーラーで密閉するとお菓子をより長持ちさせることができます♪ OPP袋、乾燥剤、シーラーは100円ショップでも購入可能です。

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指導/伊藤祐子(いとう・ゆうこ)
アイシングクッキーの教室「coco.icingcookie」を主宰。バレエモチーフのアイシングクッキーを得意とする。
主な資格は……
●日本サロネーゼ協会(JSA)アイシングクッキー 認定講師
●日本サロネーゼ協会(JSA)パイプドフラワー、パイピング専科受講
●ALA手作りメレンゲパウダー 認定講師
●ALAエアブラシ風アイシングクッキー 認定講師
●Sugar Sugarロールフォンダン ディプロマ取得

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