
ウィーン国立バレエ専属ピアニストとして、バレエダンサーを音楽の力で支えている滝澤志野さん。
彼女は日々の稽古場で、どんな思いを込め、どんな音楽を奏でているのでしょうか。
“バレエピアニスト”というプロフェッショナルから見たヨーロッパのバレエやダンサーの“いま”について、志野さん自身の言葉で綴っていただく連載エッセイ。
日記の最後には、志野さんがバレエ団で弾いている曲の中から“今月の1曲”を選び、読者のみなさんのためだけに演奏した動画も掲載します。
更新は隔月(基本的に偶数月)です。美しいピアノの音色とともに、ぜひお楽しみください。
♪「ウィーンのバレエピアニスト 滝澤志野の音楽日記」バックナンバーはこちら
🎹
欧州の劇場で踊り続けた33年の軌跡。
加藤優子さんの旅路を伺いました
今月、ウィーン国立バレエはマーティン・シュレプファー芸術監督下の5年間を終え、来シーズンから新体制へと移行します。この転換期は、多くのダンサーにとってのキャリアの大きな岐路となりますが、私はこの半年近く、辞めていくダンサーについて考えていました。バレエダンサーは小さい頃からバレエだけを追究してきた人がほとんどですが、そのキャリアの終え方を自分で決めることができないとしたら、それはとてもつらいことなのではないか。ーーそんなふうに、彼らのキャリアそして人生について、ひとり悶々と想いをめぐらせていたのです。
そんな折、ひとりのバレエダンサーに、お話を伺う機会をいただきました。その人は加藤優子さん。欧州の劇場で33年間もの間、専属のバレエダンサーとして踊り続けるという「異色」のキャリアを持つ日本人アーティストです。
優子さんは現在53歳。ドイツの劇場で28年踊ったあと、シュレプファー監督と共に2020年にウィーン国立バレエに移籍入団されました(2022年の「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」に出演していた姿を、テレビでご覧になった方が多いかもしれませんね)。シュレプファー作品には欠かせない存在である優子さんは、その小さな身体にまるで青い炎を宿しているよう。舞台に立つと、その場の空気が変わります。この大きな歌劇場で光る存在感は本当にスペシャルです。そしていつ何時も身体(きっと心も)を整え、鍛えながらも、普段はみんなのお母さんのように優しくて朗らかなお人柄です。
優子さんは、今シーズンをもってウィーン国立バレエを退団します。なぜ彼女はこれほどまでに長く踊り続けることができたのか。そして、長年の夢舞台を降りる決断の裏には、どのような心境の変化があったのでしょうか。
今日は、優子さんがドイツの劇場に就職するまでの運命的な道のりから、「踊る」ことの意味を問い続けた33年間の旅路を、余すところなくお伝えしたいと思います。彼女の言葉から見えてくるのは、ひとりのバレエダンサーとしての生き様だけでなく、人生の岐路に立つすべての人に勇気を与えるメッセージです。

加藤優子さん ©Andreas Jakwerth
上を目指すよりも、舞台で解放されたかった
- まずは優子さんがドイツの劇場に就職するまでの道のりをお伺いしたいです。
-
バレエを習い始めたのは9歳の時。14歳で系列のバレエ団のジュニアカンパニーに入りましたが、そこからコンクールを目指せるバレエスクールに移り、ローザンヌ国際バレエコンクールの日本予選に挑戦したりしていました。技を磨くことや、魅せる動き=踊りにするにはどうしたらいいかということ、いろんな踊りがあることなど、たくさんのことを集中的に学べたのがこの時期でした。ただ、私は稽古場でいろいろ試したり、自分を磨くのは好きだけど、コンクールや舞台が好きなわけではなかったんです。でもバレエ自体が好きで、高校を卒業してもバイトをしながらバレエに専念する毎日を送っていました。そして1991年、20歳の誕生日の次の日から、オーディションを受けるために3ヵ月の予定でヨーロッパを巡る旅に出ました。
まずトウシューズを買いにロンドンに入り、そこから南下してドイツへ。ハンブルク、ミュンヘン、ハイデルベルク、フランクフルト、ブラウンシュヴァイク。それからオランダのアムステルダムやデン・ハーグ、ベルギーのアントワープなど、いろんな街の劇場を巡っては「レッスンを受けさせてほしい」とその場で頼み、クラスレッスンに参加して、ヨーロッパで踊る道を模索しました。けれども希望する条件の契約はもらえないまま、約3ヵ月が経過。諦めてフランクフルト空港から帰国するチケットを買いに行ったついでに、もう一度レッスンをさせてもらおうと近くのマインツの劇場に立ち寄ったところ、枠に空きがあり、最後の最後で契約をもらえることになりました。
- なんと運命的な!
- 本当にラッキーでしたね。踊り三昧の生活が約束されたんですから。そこからいったん帰国して、半年後にドイツへ渡り、マインツ州立劇場で踊ることになりました。当時のマインツの劇場は、クラシックとモダン(コンテンポラリー)を半々で上演していました。ダンサーは全員で16人でしたが、『くるみ割り人形』も『眠れる森の美女』も上演していて。例えば『くるみ』なら、ルイーズ、ネズミ、雪の精、中国、花のワルツを一晩の公演で踊るんです。
- 踊っているか着替えているしかない! めちゃくちゃハードですね。
-
はい、でも若かったし、いろんな役をいっぺんに踊れるのがすごく嬉しかったです。これぞプロの醍醐味、みたいな。クラシックバレエではすべての役割が不可欠なのだということも、この時に教えてもらいました。
そのような体制で7年間ほど踊った頃に、マーティン・シュレプファーがマインツの監督に就任。クラシックのレパートリーはなくなり、ネオクラシックとモダンのカンパニーになりました。シュレプファーさんとはそこから10年間、マインツでご一緒しました。私はマインツの劇場で17年間勤めていたので、終身雇用の契約を貰えていたのですが、シュレプファーさんがデュッセルドルフのバレエ団(バレエ・アム・ライン)の監督になるのに伴い、デュッセルドルフに移籍することにしました。その時には、マインツのダンサー20名のうちの19名、つまりほぼ全員が移籍したんですよ。

ウィーン国立歌劇場の楽屋にて ©Shino Takizawa
- 同じドイツ国内とはいえ、すごいことですね! 私がシュレプファーさんと5年ご一緒して感じるのは、彼の人望の厚さです。誠実な関係を築きたくなる方ですよね。デュッセルドルフは何人くらいのカンパニーでしたか?
-
デュッセルドルフの団員は50人強。ウィーン国立バレエが100人ほどなので、その半数です。デュッセルドルフでは11年踊りました。だからドイツでは合計28年踊ったことになりますね。マーティン監督下のマインツとデュッセルドルフは全員がソリストで、全員同じ契約でした。振り返ると、私は上を目指すというより、舞台でいかに解放されるかを考えていた気がします。マインツの初期、16名しかダンサーがいなかった時などは、それこそクラシック作品で真ん中を踊ったりもしました。でも主役という意識より、舞台の上にいることをいかに忘れるか、解放されるか。それが自分の中では大事でした。上を目指したい、真ん中で踊りたいというのは、他者と比べた時の立ち位置なんです。そういう意識は要らないのではないかと、私自身は思っています。それよりも、自分の踊りに没頭すること、集中することが一番大事。それとイコールなのが、舞台上で解放される状態だという気がするのです。
やがて、マーティンがウィーンの監督になることが決まり、「ウィーンに来てくれないか」と言われました。彼とはマインツからのご縁ですし、必要とされるならばと、喜んでご一緒することにしました。私が47歳の時のことです。
- EU市民ではない日本人が、永住権を持つ国から新たな国へ引っ越するのは抵抗があるはずで、簡単な選択ではなかったのでは、とお察しします。
- そうですね、ドイツから6年離れると永住権がなくなるので、考えはしました。でもきっと仕事があるなら自分の居場所も見出せるだろうと。ウィーンに来て5年、コロナ禍もあり、あっという間だった気がします。
- 優子さんは、いつも踊りにフォーカスしていて、自分の人生イコール踊り、という感じがします。
- 私は踊り以外のことを何もしていないので、間違ってないですよ(笑)。

©Shino Takizawa
- とくにウィーンにいらした2020年はコロナ禍で大変でしたが、優子さんは舞台の責任上、劇場外でどなたにも会わず、という生活を年単位で長く続けられていました。その姿からも、ひたすら芸に生きている、という印象があります。
- コロナは大きかったですね。芸術は生活必要不可欠なものではない、ということを突きつけられ、それが自分にとっては大変なショックで、今も考え続けています。
- 大きな影響があったのですね。優子さんは劇場専属のダンサーとしては異例の、とても長いキャリアをお持ちですが、引退を考えたことはこれまでにあったのでしょうか。
- 私がダンサーとしてとてもうまくいっていたのが、42歳の頃でした。体と心が完全に繋がっていて、ノリノリで。なのに、周りから「この後どうするの?」と聞かれるようになったのも、その頃だったんです。私は「自分はこれからどうしていきたいのか」を自問自答するようになりました。人にバレエを教え始めたのですが、それによって気づいたのは、「自分の感じていることを相手は感じ得ない。その逆もまた然りだ」ということでした。ならば一度すべてを白紙に戻して、一からバレエをやり直したいと思いました。学び始めた頃の状態を思い出したい、そして他者と繋がろう、と。今が完成形なのではなく、原点に戻ればまた進化できるのではないか、と。
- 前に進むために原点に返ろうと。
-
そうですね。そして引退についてですが、踊り手は引退せずに年齢を重ねたなりの踊りをしていっていい、とは思っているんです。ただ、42歳の頃を頂点として、そこから徐々に自分の想いが落ちていくのも感じていました。振付家は創作活動のなかで、ダンサーから得るものも大きく、それを喜んで受け取ってくれます。だけど私は、それを提供できなくなってきた。人にバレエをうまく教えられないことにもダメージを受けました。人として、他者を感じられないことがつらく、触手を引っ込めて身体も解放できなくなってきました。
そして、これは子どもの頃と同じなのですが、「今の自分の主な目的は稽古場で鍛錬を積むこと、リハーサルすることであって、舞台に立つことを目的としていない」と感じてしまってもいたんです。だから、これ以上舞台に立ち続けるのは無理だと思い始めた。体をコントロールできなくなり、自分ができる「範囲内」で踊るようになり、その状態で舞台に立つのが苦しいと思うようになっていきました。
そんな時にマーティン退任の話を聞き、「自分はこれ以上ウィーンの劇場に必要はないのだ」と感じました。そんなどうしようもない想いを抱え、私は腰を故障してしまいました。きっと自分の中で、身を引こうとしていたのだと思います。想いは体に、そして踊りに出ますから。自分から辞める勇気はなかった。「できることはする、やり通す。でも、できない↔︎できるの橋を自由自在に行き来したい」と思っていたところ、新監督のフェリさんにお別れを告げられました。その時に思ったのは、「これでようやく“できていないければいけない”から解放される」ということでした。とても清々しくて、嬉しい気持ちでした。

©Wiener Staatsballett : Ashley Taylor
今の地点を幸運と捉えるかどうか
- 長年の葛藤から解放されたのですね。踊りは完全にお辞めになるのですか?
- 舞台は完全に辞めるつもりです。仕事で舞台に立っていると、いろんなことがあります。時には嫌なこともやらなければいけないなか、どうやったらそれを好きになれるか、楽しめるかという姿勢を、舞台を通して学んできたつもりです。だからこれからも、「自分の今の地点を幸運と捉えるかどうか」を学ばせてもらっていると思って、生きていきたいです。契約を切られるのは、一見つらいことに見えるかもしれませんが、将来的にはこの岐路を幸運だったと感じるだろうと思います。でも私は、将来ではなくて「今」、すでに幸せを手にしていることを理解して生きていきたいのです。今までできなかったことも、これからはできるようになりますしね。
- 今の幸せを正しく感じる、理解するって、じつは難しいですよね。退団後は、ドイツもしくは日本に帰られるのですか?
- じつは、まだ決めていません。今は今月の仕事を精一杯やり遂げたいだけで、先のことは考えられないのです。昔、たこ焼き屋さんをしたかったなとか、遠くぼんやりした夢は見えるけれど、来月や来年など、近い将来のことは考えられなくて(笑)。この夏、ウィーンからは引っ越すつもりで、ほとんどのものを捨てようとしています。冬服はほぼ捨てました。スーツケースだけ、身ひとつになって、また一から始めたらいいかなという気持ちです。
- 凄過ぎる! 優子さんは仙人のようで妖精のようで、本当に浮世離れしていますよね。
- なんですか、それ(笑)。そうなんですか。

©Shino Takizawa
- でも、20歳の時に3ヵ月のオーディション旅に来た時のように、今の優子さんの魂が求める出逢いがありますね、きっと。
-
コロナ禍で、「芸術は生活に必要不可欠ではない」ということにあれほどまでショックを受けた自分を思うと、人の役に立つ仕事に就けたら最高だなと思います。あの時、自分の本質的なものを再確認させられた気がしました。自分は舞台に立ちたいのか否か。ここまで踊ることにこだわってきたのはやはり、マーティンの作品に常に心を動かされていたからです。ただ、それを私の身体で体現することにはもう需要がないと思い始めてからは、早かったです。身体の退化が。身体ってそういうものですね。思考によって、身体の可能性を切り捨てることもできる。でも反対に、想い次第では進化も可能なのだと思うと、夢がありますね。
私の身体は動き続けないと不幸になると思うので、動かし続けたい。ヨーロッパに来る前の10代だった頃、他の仕事をしながらレッスン代を払ってレッスンを受けに来る人々の、踊りに対する一途な想いに胸を打たれていました。だから私も肩の荷を下ろして、自分のために身体を動かしながら、また一から何かを始めたいと思います。
- 素敵なお話を聞けて嬉しかったです。胸に響く言葉ばかりでした。そして、33年間の劇場生活、本当にお疲れ様でした。今月の『眠れる森の美女』公演、最後にご一緒できることを嬉しく思います。そして、優子さんのこれからを楽しみにしています。今日はどうもありがとうございました。

©Shino Takizawa
今月の1曲
2025年7月、新国立劇場で開催される「バレエ・アステラス 2025」に、私はピアニストとして参加します。とくに楽しみなのは、英国ロイヤル・バレエ団の高田茜さんと平野亮一さんが踊る『アスフォデルの花畑』で、プーランクの2台ピアノのための協奏曲を演奏すること! そして、他のすべての演目のリハーサルも弾くことになっているのですが、演目のひとつに、パリ・オペラ座バレエ学校の生徒さんたちがゲスト出演する『ゼンツァーノの花祭り』があります。本場のフレンチスタイルの基礎を見られる貴重な機会なので、とても期待しています。今日は、このパ・ド・ドゥからアントレ(冒頭部分)を演奏します。今月は優子さんの引退公演で共演し、来月は将来性豊かなバレエダンサーの卵たちとご一緒できる……この素敵な巡り合わせに感謝を込めて。
★次回更新は2025年8月20日(水)の予定です
Now on Sale

Brilliance of Ballet Music~バレエ音楽の輝き
滝澤志野による、珠玉の作品を1枚に収めたピアノソロアルバム。
<収録曲>
1.『眠れる森の美女』第3幕 グラン・パ・ド・ドゥよりアダージオ(チャイコフスキー)
2.『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』よりアダージオ(チャイコフスキー)
3.『ジュエルズ』ダイヤモンドよりアンダンテ/交響曲第3番第3楽章(チャイコフスキー)
4.『瀕死の白鳥』/「動物の謝肉祭」第13番「白鳥」(サン=サーンス)
5.『マノン』第3幕 沼地のパ・ド・ドゥ/宗教劇「聖母」より(マスネ)
6.『椿姫』第2幕/前奏曲第15番「雨だれ」変ニ長調(ショパン)
7.『椿姫』第3幕 黒のパ・ド・ドゥ/バラード第1番 ト短調(ショパン)
8.『ロミオとジュリエット』第1幕 バルコニーのパ・ド・ドゥ(プロコフィエフ)
9.『くるみ割り人形』第1幕 情景「松林の踊り」(チャイコフスキー)
10.『くるみ割り人形』第2幕 葦笛の踊り(チャイコフスキー)
11.『くるみ割り人形』第2幕 花のワルツ(チャイコフスキー)
12.『くるみ割り人形』第2幕 グラン・パ・ド・ドゥよりアダージオ(チャイコフスキー)
●演奏:滝澤志野
●発売元:株式会社 新書館
●販売価格:3,300円(税込)
♪ご購入はこちら
♪試聴・音楽配信でのご購入はこちら
🎹

Dear Chopin(ディア・ショパン)〜Music for Ballet Class
滝澤志野さんの5枚目となる新譜レッスンCDがリリースされました!
志野さんがこよなく愛する「ピアノの詩人」ショパンのピアノ曲で全曲を綴った一枚。
誰もがよく知るショパンの名曲や、『レ・シルフィード』『椿姫』などバレエ作品に用いられている曲等々を、すべて志野さんの選曲により収録しています。
それぞれのエクササイズに適したテンポ感や曲の長さ、正しい動きを引き出すアレンジなど、レッスンでの使いやすさを徹底重視しながら、原曲の美しさを決して損なわない繊細な演奏。
滝澤志野さんのピアノで踊る格別な心地よさを、ぜひご体感ください。
♪ドキュメンタリー風のトレイラーや全収録曲リストなど、詳細はこちらのページでぜひご覧ください
♪ご購入はこちら
●CD、52曲、78分 ●価格:3,960円(税込)
🎹

Dear Tchaikovsky(ディア・チャイコフスキー)〜Music for Ballet Class
バレエで最も重要な作曲家、チャイコフスキーの美しき名曲ばかりを集めてクラス用にアレンジ。
バレエ音楽はもちろん、オペラ、管弦楽、ピアノ小品etc….
心揺さぶられるメロディで踊る、幸福な時間(ひととき)を。
●ピアノ演奏:滝澤志野
●監修:永橋あゆみ(谷桃子バレエ団 プリンシパル)
●発売元:新書館
●価格:3,960円(税込)
★収録曲など詳細はこちらをご覧ください
- ドラマティック・ミュージック・フォー・バレエ・クラス1&2&3 滝澤志野 Dramatic Music for Ballet Class Shino Takizawa (CD)
- バレエショップを中心にベストセラーとなっている、滝澤志野さんのレッスンCD。Vol.1では「椿姫」「オネーギン」「ロミオとジュリエット」「マノン」「マイヤリング」など、ドラマティック・バレエ作品の曲を中心にアレンジ。Vol.2には「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「オネーギン」「シルヴィア」「アザー・ダンス」などを収録。Vol.3ではおなじみのバレエ曲のほか「ミー&マイガール」や「シカゴ」といったミュージカルナンバーや「リベルタンゴ」など、ウィーンのダンサーたちのお気に入りの曲をセレクト。ピアノの生演奏でレッスンしているかのような臨場感あふれるサウンドにこだわった、初・中級からプロフェッショナル・レベルまで使用可能なレッスン曲集です。
- ●ピアノ演奏:滝澤志野
●Vol.2、Vol.3監修:永橋あゆみ(谷桃子バレエ団 プリンシパル)
●発売元:新書館
●価格:各3,960円(税込)


配信販売中!
現在発売されている滝澤志野さんのベストセラー・CDを配信版でもお買い求めいただけます。
下記の各リンクからどうぞ。
★作曲家シリーズ
♪Dear Tchaikovsky https://linkco.re/pEHd0G2A?lang=ja
★「Dramatic Music for Ballet Class」シリーズ