
ウィーン国立バレエ専属ピアニストとして、バレエダンサーを音楽の力で支えている滝澤志野さん。
彼女は日々の稽古場で、どんな思いを込め、どんな音楽を奏でているのでしょうか。
“バレエピアニスト”というプロフェッショナルから見たヨーロッパのバレエやダンサーの“いま”について、志野さん自身の言葉で綴っていただく連載エッセイ。
日記の最後には、志野さんがバレエ団で弾いている曲の中から“今月の1曲”を選び、読者のみなさんのためだけに演奏した動画も掲載します。
更新は隔月(基本的に偶数月)です。美しいピアノの音色とともに、ぜひお楽しみください。
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ウィーンに輝く新たな宝石
今シーズンからウィーン国立バレエに移籍された、三森健太朗さん(プリンシパル)と中島耀さん(コール・ド・バレエ)。二人は現在上演中のバランシン『ジュエルズ』で、それぞれ「エメラルド」と「ルビー」の主役を踊っています。バレエ史に残る名作で主演する輝かしい舞台姿。その舞台の裏には、それぞれの大きな決断がありました。今日は、そんなお二人にインタビューをしたいと思います。

こちらがプリンシパルとして移籍して来られた三森健太朗(みつもり・けんたろう)さんと、コール・ド・バレエで踊りながら大役に抜擢されるなど活躍中の中島耀(なかじま・よう)さんです! ©Shino Takizawa
満たされていた場所から一歩を踏み出して
滝澤 あらためて、ウィーンへようこそ! まずは、お二人のこれまでについて教えてください。
三森 僕は4歳でバレエを始め、ジャパングランプリでスカラシップをもらい、16歳でジョン・クランコ・スクールに留学しました。在学中に手術して1年間休学し、19歳でスウェーデン王立バレエに入団。8年間在籍し、プリンシパルとしてもたくさんの経験をさせてもらいました。
中島 私は4歳からモダンバレエを始めました。でも、じつは踊りはお遊戯程度で、子どもの頃はサッカー選手を目指していたんですよ。その後、8歳でクラシック・バレエを習い始め、それ以降はバレエ一筋に。14歳の時にユース・アメリカ・グランプリでスカラシップをもらい、モナコ・プリンセス・グレース・アカデミーに4年間留学しました。そして17歳で卒業して、ドレスデンのゼンパー・オパー・バレエ(ドレスデン国立歌劇場バレエ団)に入団しました。
滝澤 ウィーンに移籍しようと思ったのはなぜですか?
三森 スウェーデン王立バレエに入団した時から一緒だったニコラ・ル・リッシュ監督が退任することになったのが、他のバレエ団への移籍を考え始めたきっかけです。
スウェーデンでは、良い役のファーストキャストに毎回のように選んでもらっていて、居心地良く恵まれたダンサー生活でした。ですが、この居心地良さに慣れてしまってはいけない、若いと言われる時期にもっと挑戦したい、人として成長したいと思うようになったんです。スウェーデン王立バレエではライフコントラクト(終身雇用)をもらっていて、3年間のサバティカルとして自由な場所で活動できる制度が使えたので、それを利用して挑戦しようと思い行動しました。移籍先を探すためにいろんなバレエ団を訪れ、クラスを受けたり雰囲気を見たり、という生活を2年くらいしていた中で、英国ロイヤル・バレエにクラスを受けに行った時にお会いしたのが、『マノン』のコーチングで来ていたアレッサンドラ・フェリさんでした。僕から声をかけさせていただき、移籍先を探している旨を話したら、次の日に「是非ウィーンに」と言ってくださって。じつはウィーンの他にもサンフランシスコ・バレエの契約をもらっていましたが、欧州で踊りたい気持ち、そしてやはりフェリさんが持ってくるであろうウィーンのレパートリーに惹かれたということが大きいです。簡単な決断ではなかったですが、挑戦したい気持ちが勝りました。
中島 私はゼンパー・オパーで3年間踊ったのですが、その間に監督が3人も替わりました。最初のアーロン S. ワトキン監督が急に辞めることになり、バレエマスターだったマルセロ・ゴメスさんが代理で次のシーズンに臨時で監督になりました。バレエマスターとしての彼とはまた違い、とても良い監督でしたが、彼は臨時契約だったので、その次のシーズンは正式に新たにキンスン・チャン監督が就任することに。私は、できれば一人の監督のもとで成長したいという想いがあったので、チャン監督のもとで踊ることが自分にとって良いことかどうか考えていました。そんな時に、そのシーズンも指導に来ていたマルセロのコーチングを受け、私はやはり彼の教えがとても好きで、成長できると感じたんです。それで、ウィーンに行くことが決まっていたマルセロに、「私をウィーンに連れて行ってください」とお願いしました。彼はそんな私の思いを受け止め、サポートしてくれて、移籍できることになりました。
「ジュエルズ」のこと
滝澤 そうしてウィーンに移籍されたお二人はさっそく大活躍していて、現在上演しているバランシンの『ジュエルズ』で、健太朗さんは「エメラルド」の主役を、耀さんは「ルビー」の主役を踊られました。
三森 『ジュエルズ』を踊るのは初めてです。スウェーデンで経験したバランシン作品は『テーマとヴァリエーション』と『アゴン』の2作品。『ジュエルズ』はドリームピースのひとつだったので、とても楽しみにしていました。なかでも「ルビー」と「ダイヤモンド」が踊れたらと思っていましたが、実際に「エメラルド」を踊ってみたら、素敵なところをたくさん発見できた気がしたんです。
『ジュエルズ』三部作の中でも、「エメラルド」はとくに宝石そのものの質感や輝きにフォーカスした作品だと感じています。コール・ド・バレエが織りなす宝石のようなフォーメーションやエレガントさが際立ち、静けさの中にある洗練された美しさが大きな魅力です。そしてストーリーのないバレエですから、大切なのは「いかに自分たちなりの世界観をお客様に届けられるか」。それが何よりも難しいことでしたが、僕はフォーレの美しく心地よい音楽をとにかくよく聴いて、音楽に身を委ねることを意識しました。すると自然と動きやラインが変わり、自分でも驚くような瞬間が生まれたんですよ。その“変化のプロセス”そのものが、とても楽しかったです。バランシンの美学に触れながら作品に関わることができたのは、本当に幸せなことでした。今後、踊る機会があったら、「ルビー」と「ダイヤモンド」も踊ってコンプリートできたら最高です。

『ジュエルズ』より「エメラルド」を踊る三森健太朗さん ©Ashley Taylor
滝澤 今回、健太朗さんはダイヤモンドの代役にも入っていたので、次回はぜひ!と切望しています。いっぽう耀さんはコール・ド・バレエから「ルビー」の主役に大抜擢されました。私はこれまでルグリ、シュレプファーという2人の監督の下で『ジュエルズ』の上演に携わってきましたが、「ダイヤモンド」も「ルビー」も、プリンシパル以外のダンサーが踊ったことはありませんでした。
中島 配役を貼り出される前に衣裳合わせがあり、「ルビー」だけで2着の衣裳を合わせたので、「あれ?」と思っていました。さらにその後、フェリさんとの面談で「今後、いい役も踊れるかも」と言っていただき、何となく心の準備をしてはいたんです。でも、いざキャスティングが発表された時は、嬉しい気持ちと共に「大丈夫かな……」と。バランシン作品を踊るのは『セレナーデ』以来2回めでしたし、どうなることやらと思いました。
三森 フェリ監督はチャレンジ枠もたくさん与えるし、踊れる人、役に合う人がいれば、階級を超えてキャスティングする監督ですよね。ダンサーが成長できる。
中島 そうですね。「ルビー」はコール・ド・バレエのパートも毎回踊っていたので、メインカップルと両パートを踊るというのが大変でしたし、「こんなに難しい振付を私は本当に踊れるのかな……?」と不安で仕方がありませんでした。正直、本番の1週間前になっても準備が整っている実感がなく、自分に対して確信が持てませんでした。それでも、いろいろな人たちから意見やアドバイスをいただきながら、とにかく必死に練習を積み重ねて、どうにかこの作品を私なりに自分のものにしていこうと。そうして迎えた本番当日は、舞台に出る瞬間、「いつも通りやれば大丈夫」と確信することができました。いつもなら心臓の音が聞こえるほどに緊張するのに、逆に怖いくらい落ち着いた気持ちで舞台に立てたんです。パートナーのリナルドと強い信頼関係を築けていたことも大きかったと思います。
いまの自分自身のエネルギー——どこかで何かが燃え続けているような情熱は、「ルビー」という作品のカラーにも自分自身にも合っている気がしています。こんな機会をいただけたのは本当に光栄なことでしたし、私なりに伝えられたもの、残せたものがあったなら嬉しいです。

『ジュエルズ』より「ルビー」を踊る中島耀さん ©Ashley Taylor
ウィーンの劇場の特徴は…
滝澤 ウィーンはレパートリー制の劇場なので、初演の演目以外、舞台稽古はほとんどありません。それについてはどうですか?
三森 まさに、ウィーンは舞台稽古が少ないことがいちばん大変だと感じています。スウェーデンでは、昨シーズンやった演目でも10回くらい舞台稽古があり、全キャストが充分に稽古することができたんです。ですが、ウィーンに来て初めての演目『カリロエ』は初演の演目だったにも関わらず、舞台稽古で誰が踊るのかも直前まで分からず、聞きに行ったら第4キャストだった僕はおそらく舞台稽古はできないと言われてしまい……。初めての劇場なのに、舞台稽古なしで本番を迎えるのは、ものすごく不安でした。ただそのぶん、メンタルは鍛えられています。実際、何がどうあろうと、僕らはやるしかないですからね。
滝澤 フェリ監督のひとつの特徴は、キャストがとても多いことだと思います。『ジゼル』は6キャスト、『カリロエ』は4キャスト、『マノン』も5キャスト組まれていて。これまでの監督下では3キャストくらいが普通だったので、私も驚いています。
三森 確かに、3キャストくらいが普通という感覚があります。
中島 でも、マルセロがドレスデンで監督をしていた時もチャレンジ枠がとても多かったので、もしかしたらこれはアメリカン・バレエ・シアター(ABT)式なのかもしれませんね。フェリ監督もマルセロも、ABTで長く活動していた方だから。
三森 ウィーンはプリンシパルも多いですしね。踊れる人がたくさんいて、それも新鮮です。

©Shino Takizawa
滝澤 キャストが多いのはお互い良い刺激があるでしょうし、いろんな役を与えてもらえるチャンスがある反面、主役にキャスティングされてもそれを踊れる機会が各演目1〜2回ずつになってしまいますよね。それに物足りなさを感じませんか?
三森 そうですね……ここでは『マノン』も全7回公演で5キャストでしたが、スウェーデン時代に『マノン』をやった時は僕自身6〜7回踊ることができました。ロイヤル・バレエの指導者も「こういう作品は3回め以降から自分のものになって楽しくなる」とおっしゃっていましたし、個人的にも、確かに4公演めくらいから自分のものになって楽しくなってきたという実感があります。その意味では、ジレンマはありますね。
滝澤 とくにプリンシパルは基本的に主役しか踊りませんから、年間で舞台に立つ回数がどうしても少なくなるという問題がありますよね。もっと公演数が増えればいいのにと思いますが、そうなると今度はシーズン中10ヵ月間にわたってノンストップで舞台に立ち続けるコール・ド・バレエの負担が、あまりにも大きくなってしまいますね……?
中島 はい……本当に休む暇なく、『ジゼル』、『カリロエ』、『こうもり』のバレエとオペレッタ、『ジュエルズ』、そして新作と、ずっと続いています。結構大変ですが、マラソン状態に慣れてしまって、いまは逆に大丈夫になってきました(笑)。
バレエ団の雰囲気とフェリ監督
滝澤 ウィーンのバレエ団の雰囲気とフェリさんについてもお話を聞かせてください。三森さんはプリンシパルとして、中島さんはコール・ド・バレエとして活躍中ですが、それぞれの立場でいまどんなことを感じていますか?
三森 僕は当初、プリンシパルとして移籍してくることにプレッシャーを感じていました。期待に応えられるか不安だったし、他から移籍してくるプリンシパルたちと張り合えるかどうかということも。先ほどのお話にもあったように、公演数が少ないぶん、一公演ごとに結果を残していかないと、という思いもあります。
新しく入ったプリンシパルたちは、みんな僕より若いんですよ。ヴィクター・カイシェタ、アレッサンドロ・フローラ、アントニオ・カサリーニョ、みんな若くてエネルギッシュなので、負けていられません! 責任やプレッシャーもありますが、それより彼らからもらうインスピレーションやエネルギーが大きくて。お互いにサポートし合える関係ですし、とてもポジティブないい環境だと感じています。
中島 私は、いまは何でも与えられたものを着実に進めていけるよう、一生懸命向き合おうと思っています。何でも吸収できる時期だと思いますし、クラスを受けていても、こんなに素晴らしい人たちが周りにいて、こんなに刺激がもらえる環境もなかなかないな、と。本当にありがたいなと感謝しています。
滝澤 大きな役をもらうことに対して、プレッシャーはありますか?
中島 コール・ド・バレエの私が大きな役をいただけるのは、いわゆるチャレンジ枠だと思います。でも、自分としては「試されている」という感覚ではなくて、自分がどれだけできるかの挑戦だと捉えているので、プレッシャーという感じではありません。日々吸収、です。

©Shino Takizawa
滝澤 フェリ監督についてはどう感じていますか?
中島 私はとても好きです。彼女はとてもストレートで裏表がなく、リハーサルも舞台もサポートしてくれている感覚もあります。
三森 スウェーデンで一緒に仕事をしていたニコラ(・ル・リッシュ)は僕の入団と同時に入ってきた監督でしたが、最初の頃は監督と話すのも難しいという感じでした。自分が若かったせいもあるかと思いますが……だから監督というのはダンサーと壁があるのが普通と思っていましたが、フェリ監督はとても優しくて、お母さんみたいに安心して話すことができます。リハーサルで、彼女特有の演技面やアーティスティックな助言をもらえることもありがたいですね。彼女は知識がとにかく豊富だし、言葉選びや伝え方も素晴らしい。そして僕自身に大きく足りていないところをストレートに言ってくださるので、稽古のたびに成長できるのを実感しています。
滝澤 レパートリーについてはどうですか?
三森 ウィーンのレパートリーは“どクラシック”だと思います。強いクラシックのテクニックが必ず必要になるものばかりだと思います。
中島 私は今シーズンはチュチュを着る機会が一度もないのですが、それでもかなりのクラシック・カンパニーだと思います。
三森 フェリ監督もクラシックを強くしていきたい、と最初に話していましたしね。僕はクラシックが踊りたいと思ってウィーンに来たので、とても良いです。コンテンポラリーがないと身体的に物足りないと思うでしょうけれど、バランスは良い気がしています。
中島 私もクラシックが踊りたいと思って移籍したので嬉しいです。
三森 クラシックをきちんと踊れるカンパニーも減ってきているので、踊れるというのは強みですよね。
滝澤 ウィーンといえば“音楽の都”。音楽的な環境という意味では、どのように感じていますか?
三森 僕は元々クラシックが好きで、ウィーンに来たら夢のようなコンサートやオペラを聴けることを楽しみにしていました。いまも立ち見席でオペラを観たりしています。バレエ団にこんなに有能なピアニストが何人も集まっているのもすごくて、それはウィーンが音楽の都だからなのかな、とも思います。
これからの夢
滝澤 お二人とも輝かしい才能の持ち主で、これからますます活躍されること間違いなしですが、ここまでの道のりでは壁にぶつかったり挫折したりした経験もあったのでしょうか?
三森 もちろんです。とくにダンサーであれば怪我という壁に何度となくぶち当たりますが、僕の場合は18歳の時に腰を故障して手術をし、長期間踊れなかった時期が一番大きな壁でした。周りがどんどん前に進んでいく中で、自分だけが取り残されているような感覚は、本当に苦しかったです。
でも長い目で見たとき、もし40歳、50歳まで踊るキャリアがあるとしたら、その中の1年は決して長くないと思えるようになって。「この1年でさらに強くなって戻れればいい」と考え直し、焦るのをやめて、目の前のリハビリと身体作りに集中しました。未来設計を一度リセットしたことで、巨大に見えていた壁が、乗り越えられる高さに見えてきたんです。そして何よりも、家族や周囲の支えがあったからこそ乗り越えることができました。いま振り返ると、あの時間があったからこそ精神的に強くなれたと思います。
中島 私は、プリンセス・グレース・アカデミー時代が苦しかったです。何かに憧れるたびに、あるいは周りのすごい子たちを見るたびに、鏡の中の自分と較べては落ち込んで……どんな自分も受け入れられないような時期がありました。精神的にとても不安定だったせいもあったのか、怪我までしてしまいました。
でもそんな時に、いままであまり見ようとしなかった自分自身と、もっと向き合う時間が増えたんです。その時に考え方がすごく変わりました。例えば、私は周りから「もっとポジティブに!」と言われるたびに、それがうまくできない自分自身に負荷かけていました。でも、逆に周りからどんなに褒めてもらったとしても良い意味で聞き流し、「もう、自分に対して何も望まない。憧れを持つこともやめよう」という思考に。そうするうちにネガティブな自分自身を受け入れられるようになり、「私のこの身体と感性でしか出せないものがきっとある。それを追求していこう」という考え方に変わりました。自分にも、周りにも、期待しない。どんな時も、いまこの瞬間を大切にする。それだけに集中して、日々を過ごせるようになったと思います。
滝澤 大切にしている言葉はありますか?
三森 母からよく「乗り越えられない壁はない」と言われてきました。実際に大きな怪我を経験して、その言葉の意味を本当に理解しました。壁は突然現れますが、それはきっと自分が次の段階へ進むためのもの。だからこそ、どんな状況でも前向きに向き合い続けたいです。
中島 どんな時でも謙虚さを忘れないこと、です。
滝澤 最後に、これからの夢を聞かせてください。
中島 私は、夢を描くよりも、与えられたことを頑張りたいタイプです……(笑)。
三森 僕は、ウィーンならではの役をやってみたいです。例えば、ウィーン国立バレエのヌレエフ版『白鳥の湖』はぜひ踊ってみたい。あと、フェリ監督ならではのドラマティック・バレエも挑戦していきたいですね。なかでもマクミラン版『ロミオとジュリエット』はドリームロールで、昨年夢が叶いました。そして、僕はジョン・クランコ・スクール出身でありながらクランコ作品を一度も踊っていないので、踊ってみたいです。

©Shino Takizawa
今月の1曲
『ジュエルズ』の「エメラルド」と「ルビー」のお話を伺いましたが、私が担当していたのは「ダイヤモンド」。2019年にウィーン初演してから、これを弾くのは3シーズンめですが、私にとってもいまだにドリームピース。大好きな演目です。今日はその「ダイヤモンド」3曲めの「スケルツォ」(チャイコフスキーの交響曲第3番4楽章)を抜粋でお届けします。ダイヤモンドの華やかで可憐な煌めきが溢れるような楽曲で、うっとりしながら毎日演奏しています。
★次回更新は2026年4月20日(月)の予定です
New Release!

Dear Ballet(ディア・バレエ)〜Music for Ballet Class
今回のコンセプトは「バレエのために作られた音楽だけで綴るレッスンCD」。
チャイコフスキー(『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』)やプロコフィエフ(『ロミオとジュリエット』『シンデレラ』)といった大作曲家はもちろんのこと、『ジゼル』を書いたアダン、『コッペリア』『シルヴィア』のドリーブ、『ドン・キホーテ』『ラ・バヤデール』のミンクスなど、音楽史の表舞台では語られなくとも、バレエのために曲を書き、今なお踊り継がれる名作を残してくれた作曲家たち——彼らへの感謝とバレエ音楽への愛を込めて、志野さん自身がセレクトした名曲揃いの一枚です。
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●CD、53曲、79分 ●価格:3,960円(税込)
Now on Sale

Brilliance of Ballet Music~バレエ音楽の輝き
滝澤志野による、珠玉の作品を1枚に収めたピアノソロアルバム。
<収録曲>
1.『眠れる森の美女』第3幕 グラン・パ・ド・ドゥよりアダージオ(チャイコフスキー)
2.『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』よりアダージオ(チャイコフスキー)
3.『ジュエルズ』ダイヤモンドよりアンダンテ/交響曲第3番第3楽章(チャイコフスキー)
4.『瀕死の白鳥』/「動物の謝肉祭」第13番「白鳥」(サン=サーンス)
5.『マノン』第3幕 沼地のパ・ド・ドゥ/宗教劇「聖母」より(マスネ)
6.『椿姫』第2幕/前奏曲第15番「雨だれ」変ニ長調(ショパン)
7.『椿姫』第3幕 黒のパ・ド・ドゥ/バラード第1番 ト短調(ショパン)
8.『ロミオとジュリエット』第1幕 バルコニーのパ・ド・ドゥ(プロコフィエフ)
9.『くるみ割り人形』第1幕 情景「松林の踊り」(チャイコフスキー)
10.『くるみ割り人形』第2幕 葦笛の踊り(チャイコフスキー)
11.『くるみ割り人形』第2幕 花のワルツ(チャイコフスキー)
12.『くるみ割り人形』第2幕 グラン・パ・ド・ドゥよりアダージオ(チャイコフスキー)
●演奏:滝澤志野
●発売元:株式会社 新書館
●販売価格:3,300円(税込)
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Dear Chopin(ディア・ショパン)〜Music for Ballet Class
滝澤志野さんの5枚目となる新譜レッスンCD!
志野さんがこよなく愛する「ピアノの詩人」ショパンのピアノ曲で全曲を綴った一枚。
誰もがよく知るショパンの名曲や、『レ・シルフィード』『椿姫』などバレエ作品に用いられている曲等々を、すべて志野さんの選曲により収録しています。
それぞれのエクササイズに適したテンポ感や曲の長さ、正しい動きを引き出すアレンジなど、レッスンでの使いやすさを徹底重視しながら、原曲の美しさを決して損なわない繊細な演奏。
滝澤志野さんのピアノで踊る格別な心地よさを、ぜひご体感ください。
♪ドキュメンタリー風のトレイラーや全収録曲リストなど、詳細はこちらのページでぜひご覧ください
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●CD、52曲、78分 ●価格:3,960円(税込)
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Dear Tchaikovsky(ディア・チャイコフスキー)〜Music for Ballet Class
バレエで最も重要な作曲家、チャイコフスキーの美しき名曲ばかりを集めてクラス用にアレンジ。
バレエ音楽はもちろん、オペラ、管弦楽、ピアノ小品etc….
心揺さぶられるメロディで踊る、幸福な時間(ひととき)を。
●ピアノ演奏:滝澤志野
●監修:永橋あゆみ(谷桃子バレエ団 プリンシパル)
●発売元:新書館
●価格:3,960円(税込)
★収録曲など詳細はこちらをご覧ください
- ドラマティック・ミュージック・フォー・バレエ・クラス1&2&3 滝澤志野 Dramatic Music for Ballet Class Shino Takizawa (CD)
- バレエショップを中心にベストセラーとなっている、滝澤志野さんのレッスンCD。Vol.1では「椿姫」「オネーギン」「ロミオとジュリエット」「マノン」「マイヤリング」など、ドラマティック・バレエ作品の曲を中心にアレンジ。Vol.2には「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「オネーギン」「シルヴィア」「アザー・ダンス」などを収録。Vol.3ではおなじみのバレエ曲のほか「ミー&マイガール」や「シカゴ」といったミュージカルナンバーや「リベルタンゴ」など、ウィーンのダンサーたちのお気に入りの曲をセレクト。ピアノの生演奏でレッスンしているかのような臨場感あふれるサウンドにこだわった、初・中級からプロフェッショナル・レベルまで使用可能なレッスン曲集です。
- ●ピアノ演奏:滝澤志野
●Vol.2、Vol.3監修:永橋あゆみ(谷桃子バレエ団 プリンシパル)
●発売元:新書館
●価格:各3,960円(税込)


配信販売中!
現在発売されている滝澤志野さんのベストセラー・CDを配信版でもお買い求めいただけます。
下記の各リンクからどうぞ。
★作曲家シリーズ
♪Dear Tchaikovsky https://linkco.re/pEHd0G2A?lang=ja
★「Dramatic Music for Ballet Class」シリーズ