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【DANSKIN Story #1】レオタードとは、素肌のいちばん近くで纏うウェア。だから必要なことって何だろう?/【Ballerina Interview】本島美和(新国立劇場バレエ団プリンシパル)

阿部さや子 Sayako ABE

DANSKIN(ダンスキン)というブランドをご存じでしょうか?

いまから約140年前の1882年、繊維製品卸売事業を手掛けるグッドマン・ファミリーが、バレエタイツなどインポート・レッグウェアの販売店をニューヨークに開いたところから、その歴史は始まりました。

お店はたちまちダンサーたちの間で評判となり、そこからダンスキンは、タイツ、レオタード、チュチュ……等々、ダンサーの求めるアイテムを次々と製品化するように。
「Dance(ダンス)」と「Skin(肌)」を掛け合わせた「DANSKIN(ダンスキン)」という社名には、“第二の肌”のようにダンサーたちの身体を包み込むウェアを作りたいという思いが込められているといいます。

ダンスウェアのパイオニアとして旋風を巻き起こし、アメリカのダンスウェアのスタンダードになったダンスキンは、1982年に日本上陸。

「創業以来、私たちはずっと“ダンサーを喜ばせたい”という思いで製品を作り続けてきました」。

これは現在日本でダンスキンの商品展開を手掛ける、(株)ゴールドウイン ダンスキン事業部・笠恵美里(りゅう・えみり)さんの言葉。
その140年にもわたる情熱とこだわりがいかに強いものなのかは、実際のウェアに触れてみた瞬間、手や肌から伝わってきます。

例えば、レオタード。
肌と溶け合うような柔らかさ、優しい感触。着てみると、縫い目がどこにあるかわからないほど着心地がスムースで、生地の伸びも素晴らしい。
レオタードとは肌にいちばん近いところで纏うウェアだから、そこでダンサーのみなさんがストレスを感じないようにしたい。それが商品開発でいちばん大事にしていることです」(笠さん)。

こうしたレオタードをはじめとするバレエウェアのなかでも、とくにプロのバレリーナや、ひたむきにバレエと向き合う女性たちのために作られたのが、「DANSKIN PRIMA COLLECTION」というライン。
これはバレリーナの本島美和さん(新国立劇場バレエ団 プリンシパル)が開発に携わり、彼女の意見を取り入れながら作られたと言います。

同コレクションのモデルも務めている本島さんに、DANSKINのウェアのこと、そしてバレリーナとして生きることについて、お話を聞きました。

Ballerina Interview 1:本島美和(新国立劇場バレエ団 プリンシパル)

◎レオタード作りで、こだわったこと。

「DANSKIN PRIMA COLLECTION」の最初のレオタードは、私の体をトルソーにして作られたんです。サイズを測って、試作品を着て、実際に動いてみては「ヒップはもう少しホールド感がほしい」「背中はもう少し開けて肩甲骨を見せたほうが綺麗かも」「でも開けすぎるとパ・ド・ドゥの時に男性の手が引っかかって危ない」「縫い目が肌に当たると着心地がいまひとつ……」等々、細かいところまでたくさんわがままを言わせていただきました(笑)。でも、どんな注文をしても「じゃあ、こういうのはどうですか?!」と次々と新たな提案をしてくださって、最終的にあらゆる希望が叶った理想のウェアが出来上がりました。

本島美和(新国立劇場バレエ団 プリンシパル)着用レオタード:ダンスキンハイネックドレオタード(レディース) 商品型番 DA121100 ¥12,100(税込) ★
キャンペーン対象アイテム
です

こだわったことは、本当にたくさんあります。まずは何と言っても着心地の良さ肩や腕、デコルテ、背中にはメッシュ素材を使っているのですが、それがとろけるように柔らかいんです。普通、メッシュ生地というとゴワゴワしていたり、柔らかくても破れやすかったりするのですが、DANSKINで使用しているものは丈夫なのに本当にソフト。私はかなりのヘビーユーザーですけれど、破れたり吊(つ)れたりしたことはまだ一度もありません。

また、私は縫い目が肌にゴロゴロ当たったり、襟元や袖口のパイピングがきつかったりするとすごく気になるのですが、そうした「肌あたり」もすごく工夫していただいて。肌に当たるものが何もなく、スーッと肌になじむ着心地の良さを、ぜひみなさんにも体感していただきたいです。

生地については、洗濯を繰り返しても緩んだり型崩れしたりせず、買った時と同じ使用感が続くこと、乾きがとても早いこと、汗のニオイが残りにくいことなども特徴です。そしてプレミアムレオタードの場合は「汗ジミ」が目立ちにくい、というのもこだわったポイント。とくに胸元やワキの周りの汗ジミってすごく気になると思うのですが、そこはお店で買う段階では確かめようがないですよね。その点でも、安心して着ていただけると思います。

着用レオタード:ダンスキンプレミアムレオタード(レディース)  商品型番 DA10300 ~¥14,300(税込) ★キャンペーン対象アイテムです

デザインはご覧の通り、とてもシンプルです。レオタードはコーディネイトの基本になるものだから、まずは飽きがこなくて、スカートやパンツ等どんなアイテムにもなじみやすいものがいい。また、華美な装飾のないシンプルなウェアこそが、踊る人の体をいちばん綺麗に見せてくれると思うんです。すっきりとスタイリッシュな中にエレガンスがふわりと香る。それはまさにDANSKINというブランドの個性でもあるような気がします。

◎ダンサーが欲しいと思うウェア。

DANSKINには他にも、ダンサーの「こんなウェアが欲しい」という声を聞いて作られたアイテムがたくさんあります。

私がリクエストしたもののひとつは、レオタードの上にはく「一分丈スパッツ」ウエストまですっぽり隠れるくらい股上を長くし、巻きスカートを着けた上から折り返せるようにしてほしいとお願いしました。これはパ・ド・ドゥのリハーサルをする時に、男性の指が巻きスカートの紐に引っかからないようにするためです。

BALLET ショートスパッツ(レディース) 商品型番DA29101 ¥7,150(税込)

また、筋肉を手早くあたためてくれるダウン入りのウォームアップパンツはとても便利なのですが、一般的なものは生地が伸びなくて、プリエをする時に少し困るんです。……という話をDANSKINのスタッフの方に伝えたら、何と、脚の前面はダウン素材、後ろ側はジャージ素材という画期的なパンツを作ってくださいました! あたたかさも充分だし、はいた時のシルエットもすっきりしていておしゃれだし、洗濯機でジャブジャブ洗えるし、良いこと尽くめで手放せません。これは本当におすすめのアイテムです。

ピルエットハイブリッドダウンパンツ(レディース) 商品型番 DA40300 ¥19,250(税込) ※こちらは先シーズン商品のため在庫切れの可能性あり。詳しくはお問い合わせください

今シーズンの商品はこちら。大腿部の筋肉を効果的に温める中綿入りの高機能ロングパンツ。ダンサーはストレッチやエクササイズの際に裾を膝までまくり上げることが多いため、膝下はニット素材になっています。股下も開脚がしやすい仕様に。 バレエインサレーションパンツ(レディース) 商品型番 DA421100 ¥24,200(税込) ★キャンペーン対象アイテムです

◎ウェアを選ぶことは、自分を知ること。

毎日のクラスレッスンやリハーサルで着るウェアは、朝の気分で選びます。その時どんな役をリハーサルしているかも意識しますね。例えば2月に新国立劇場バレエ団が上演する『眠れる森の美女』ではカラボス役を踊るので、いまは何となく黒とかダークなカラーのウェアに手が伸びます。稽古とはいえ、可愛いパステルカラーのレオタードを着たカラボスでは、ちょっと気分が出ませんから(笑)。

どんなレオタードを身に纏うか。どんなふうにウェアを着こなすか。それはその人の美意識の表れでもあると思います。ダンサーである以上、自分をいかに美しく見せるかは、常に追求し続けるべきこと。自分が綺麗に見える型や丈、デザインを研究することは、自分の体を知ることでもあるのではないでしょうか。

お気に入りのウェアを着て、鏡に映る自分が綺麗に見えると、その日のモチベーションがぐんと上がります。ウェアは私たちダンサーの体と心をサポートしてくれる、とても大切な存在です。

着用ウェア:ダンスキンハイネックドレオタード(レディース)  商品型番 DA121100 ¥12,100(税込)/ダンスキンアントルシャニットボレロ(レディース)  商品型番 DA821101 ¥13,200(税込)/バレエインサレーションショート(レディース)  商品型番 DA421150 ¥16,500(税込) ★すべてキャンペーン対象アイテムです

◎バレリーナという人生を選んで。

バレエを始めて、もう30年以上になります。毎朝バーを握り、プリエから始まる生活をこれだけ長く続けてきたけれど、いまだに「どうして自分はこうなんだろう?」「どうして思い通りに動けないんだろう?」と悩むことばかり。むしろ、毎日落ち込んでいると言ってもいいくらいです(笑)。

でも、いまだにわからないことや、初めて知ることに出会うたび、「バレエを選んで良かった」と思います。私はまだまだ追求している最中で、新たなことに気付けると、いまでもすごく嬉しくなるんです。バレエとはそれほどまでに深いもの。こんなにも素晴らしいものに出会うことができて、本当に幸せです。

そして何にも代えがたいもの。それはやはり、舞台で表現している瞬間です。
劇場があって、舞台美術があって、オーケストラがいて、そこにお客様が来てくださって、照明を浴びて、踊る。そのすべてが揃い、舞台を上演することが、いかに大変なことなのか。ダンサーとスタッフとお客様で作り上げ共有できる時間が、いかに尊いものなのかーー自分で教室を主催し、発表会をするようになって、ますます身に染みて感じています。

だからこそ、舞台に立つ時は輝いていたい。表現する場をいただけるならば、どんな役でも挑戦し続けたい。例えばカラボス役ひとつとっても、演じるたびに、「今度はこう動いてみるのはどうかな?」「次はこっちから攻めてみよう!」と、いろいろなアイディアが浮かんでくるんです。これからも、もっともっと表現を磨いて、私の踊りで誰かに夢を与えることができたなら、そんな嬉しいことはありません。

着用ウェア:バレエインサレーションベスト(レディース) BALLET INSULATION VEST 商品型番 DA321100 ¥24,200(税込) ★キャンペーン対象アイテムです

本島美和 Miwa Motojima
東京都出身。牧阿佐美、三谷恭三、豊川美恵子、ゆうきみほに師事。2000年牧阿佐美バレヱ団に入団、03年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。05年の新制作『カルメン』で主役デビュー。以後『ドン・キホーテ』、『ジゼル』、『くるみ割り人形』、ビントレー『アラジン』、プティ『こうもり』など主演多数。11年プリンシパルに昇格。浅草バレエスタジオ主宰。
【NEWS!】

DANSKIN BALLET CAMPAIGN 開催中!
期間:2021年1月20日(水) 〜 2月28日(日)

キャンペーン期間中、対象店舗でDANSKIN PRIMA・DANSKIN BALLETを購入した人に、バレエチケット(A賞)・スキニッシュブラ(B賞)が当たる応募抽選券を配布。
応募抽選券記載のURLにアクセスしてご応募ください。
◎詳細はこちら

掲載商品の詳細・お問合わせ先

DANSKIN WEBサイト:https://www.goldwin.co.jp/danskin/

株式会社ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
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