この夏の公演ラッシュ！ あなたはどんな舞台を観ましたか？

学生なので、今しか使えない！と思い、割引制度を使って10公演以上観ることができました！
U25は本当にありがたい制度です。
人気公演ではその券種がない場合もあり、とにかく夏はアルバイトを増やしました。
最近はチケット料金が軒並み値上げしていて、気軽に観に行けるような価格帯ではなくなってきていると感じます。

私は予定が合わなくて行かれなかったのですが…新国立劇場で「バレエ・アステラス」「RAIN」「ドラキュラ」の3作品をハシゴできた日がありましたよね。
偶然なのか、劇場側の計らいなのか…移動せずに、1日で3つの舞台を観られるなんてありがたいし、すごく楽しそうだなと思いました。
さすがに目が疲れそうではありますが…

この日にハシゴした方の感想をぜひ伺ってみたいです。

この夏はバレエに歌舞伎に文楽、オペラにミュージカルとあらゆる舞台に足を運んだ。
久しぶりに鑑賞した歌舞伎はあらすじを予習せずに行ったものの、音声ガイドが分かりやすく、とても楽しかった。
そういえばオペラも上下の袖に、歌詞が表示される。
いつもバレエばかり観ている身としては、とても助かった。

8月にスターダンサーズ・バレエ団『バレエ・ドラゴンクエスト』東京公演を観てきました！大好きな作品で過去に何回も観ています。
今回はアクリ瑠嘉さん・士門さん兄弟主演回を鑑賞。期待どおり？期待以上のドラマティックなステージでした。兄弟対決のシーンを見ながらお二人の子どものころを想像したり。。。
普段のバレエ公演とは違い客層も男性率が高くて、夏休みなので男の子も多め。客席の熱気も高くて盛り上がっていました！
この公演を観てバレエを始めたくなった男の子もいるかな、いたら嬉しいなぁ、と思いながら帰宅しました。

「オペラ座ガラ」「ル・グラン・ガラ」「The Artist」とビックスター出演のガラ公演が続くなか、海外で活躍している日本人のガラ公演も本当に多く、スケジューリングと家計のやりくりに頭を悩ませた夏でした。

ドラマティックな演技をみせてくれた八菜さんの黒鳥とライモンダが本当に素晴らしく（涙）。
ダンサーの踊りに心酔しつつ、全幕でも観たかった……と、ちょっとばかりの欲も出ました。。。
2月のオペラ座来日公演で、”続き”を堪能したいと思います。

来年の夏は「世界バレエフェスティバル」が開催される予定ですね！
どの公演を観に行くか……これは毎年の悩みになりそうです（涙）

舞台鑑賞とはちょっとずれちゃうかもしれないのですが・・・。
8月の終わりの週末に、フィギュアスケートのショー、フレンズオンアイスを観に行きました。友達に誘われての久ぶりのアイスショー鑑賞。

ステファン・ランビエルさんの演技は本当に素晴らしくて魅了されました。彼は素晴らしいスケーターだと実績が物語っていますが、素晴らしいダンサーでもあるんだな、と改めて実感しました。
荒川静香さん、高橋大輔さん、安藤美姫さんなど、テレビで見たことのあるスケーターが目の前で演技してくれて、目の前を走り抜ける際の風を切る音や、スケート靴が氷をかく音を聞いて、やっぱりライブはいいな～。
暑さを忘れるほどリンク内は寒むかったのも「あーこれがアイスショーだ」と思いださせてくれて、いろんな意味で忘れることのできない公演となりました！

バレエとミュージカルが好きな会社員です。

この夏は公演がたくさんで嬉しかった反面、
こんなにたくさんなければもっといっぱい観に行けたのに…と贅沢な悩みも。
最近、ミュージカル公演には平日マチネが多い気がしませんか？
有休を取るのにも限りがあるので、19時開演の公演がもう少しあると嬉しいなと思っています。

限られた日の中でチケットを取るため、いつも悩むのは、
同じ作品に何度も行って、違うキャストで観比べるか、
ひと組のキャストに厳選して、その分いろいろな作品を観に行くかです。
ミュージカルもバレエも観たい作品が多すぎて、この夏はリピートせずできるだけ多くの作品を観に行くようにしたのですが、
観ていないキャストさんの回についてSNSなどに「すごくよかった！」と書かれているのを見ると、やっぱり観に行けばよかったと思ってしまいます。

ロイヤルバレエや、パリ・オペラ座の2つの公演、
ミュージカルだと「ムーラン・ルージュ！」や「ファントム」など…
とくにロイヤルの『ロミオとジュリエット』は、もっとたくさん足を運びたかった（涙）

舞台公演……ではないのですが、息子のバレエの発表会が開催されたのが、この夏いちばんの思い出です。
コロナが明けて、人数制限がなくなり、祖父母にも孫の勇姿をやっと見せられました！
観劇中は、2年前とは全く違う息子の姿にずっとウルウルしてました。
何より終演後に楽屋から出てきた息子が「楽しかった！」と言ってくれたのが、心から嬉しかったです。

しかし、発表会のリハーサルで時間もお金も飛んでいき……
この夏、どうしても観たかった新国立劇場バレエ団の「エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』」に行けなかったのは心残りです。

この夏は英国ロイヤル・バレエの来日公演が忘れられません。
久々のビックカンパニーの引越し＆全幕公演。
しかも、ロイヤルが誇るマクミラン版『ロミオとジュリエット』！
どのダンサーを観るべきか……悩みに悩み……結局絞りきれず、ほぼ毎日上野に通うことにしました٩( 'ω' )و

結果、ボールのロミオも、平野さんのティボルトも、ヘイワードのジュリエットも、本当に素晴らしかった。
日本人コンビのロミジュリも最高でした。
特に、その中でも記憶に残っているのが、ヌニェス＆ブレイスウェルのお二人♡
バルコニー・パ・ド・ドゥの最後、ジュリエットが舞い上がるように階段を駆け上り、バルコニーでロミオと目があった瞬間、腰くだけになってストンと座り込む。そこからめいいっぱい身を乗り出して、ロミオに手を差し出す……（涙）。
今回、バルコニーの手すりがなく、ジュリエットのみなさんはバルコニーの床に這って前のめりで手を差し出していました。それが、少し危ないのでは……とハラハラしていましたが、ヌニェスの演技を観て、すごく納得しました。

＜ロイヤル・セレブレーション＞の『ジュエルズ』では、コール・ドのみなさんが本当に眩しくキラキラ輝いていて……。
「この時をずっと待ってた！」と涙腺が決壊していました。
この時ほど、コロナが明けたと実感した日はありませんでした。

＝追伸＝
ロイヤルのチケットで7月が金欠になったのは……言うまでもありません……（ ; ; ）
グッズ購入も断念しました（涙）

この夏は絶対ルグランガラが観たいと早々にチケットを確保しその日を待っていたら、直前に友人からパリオペラ座ガラのチケットが余ってるけどいかがとのお誘い。ここはイエスの一択。どちらもＢプロでした。
若いダンサー達のオペラ座ガラと完成された豊かな個性を放つルグランガラ。どちらにしても、他のバレエ団にはない奥深い独特の文化というかこれはエスプリだけではない、簡単に触れてはならないような美、というのか。とにかく普通のおばちゃんには刺激が強くて舞台を観た日は眠れず、しばらく脳内をオペラ座が支配。いまだにあの感覚はなんなん？と自問の日々。
ロイヤルシネマのシンデレラ見た時はただただ綺麗で幸せだったんだけどな。
バレエって、観るだけでも本気でかからないとたいへん〜！と学んだ夏でした。