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【動画レポート】新国立劇場衣裳部に密着取材!

古川 真理絵

華やかな舞台を彩るバレエの衣裳。その一着一着には、美しさだけでなく、ダンサーが最高のパフォーマンスを発揮できるよう衣裳スタッフのきめ細やかな工夫と技術が詰まっています。

今回は、2026年5月に上演された『ライモンダ』に向けて、衣裳の準備を進める新国立劇場の衣裳チームシアターコミュニケーションシステムズ(TCS)に取材しました。

衣裳の仕事は、大きく「デザイン」「製作」「管理」の3つに分けられます。今回取材したのは、メンテナンスを中心に担う「管理」チーム。公演を重ねるたびに最良の状態に保ち、本番当日も着付けや細かな調整を行い、ダンサーが安心して舞台に立てるよう支えています。

その知られざる現場を動画で紹介します。

チャプターリスト
00:04〜 中島亜澄美さん自己紹介
00:19〜 シアターコミュニケーションシステムズ(TCS)とは?
01:02〜 衣裳合わせに密着!
05:07〜 開演前の衣裳部屋に密着!
08:44〜 お仕事道具をチェック
10:00〜 衣裳の仕事を教えてください!

取材したのはこんな人!

中島亜澄美(なかじま・あずみ)
シアターコミュニケーションシステムズ衣裳部バレエ担当チーフ

小学校1年生から高校3年生までバレエを習う。
服飾の専門学校を卒業後、2017年TCSに入社。キャリア9年目。

Q. 好きな衣裳
衣裳部内でも人気が高いのは、アシュトン版『シンデレラ』の衣裳です。
細かな装飾がとても可愛らしく、舞台に乗るとすべてが華やかに見えます。
生地には一つひとつ手作業でペイントが施されていて、既製品ではなくオリジナルの素材が使われているところにもこだわりを感じます。

Q. いままでで一番難しかった衣裳
いま取り組んでいることもあってか、『ライモンダ』の衣裳は難しいと感じます。
こちらは初演の2004年から使い続けている衣裳です。そのため傷みや破損している箇所が多く、毎日メンテナンス作業に追われています。
着数じたいはそれほど多くありませんが、ダンサー同士で衣裳をシェアする「AB直し」が多いことも、難しさの理由の一つです。

Q. 今回取材した『ライモンダ』の衣裳の好きなところ
ルイザ・スピナテッリがデザインした衣裳は、なかなか思いつかないような色の組み合わせが本当に美しく、見ているだけでうっとりします。
また、長袖の衣裳は脇の部分にシャーリング素材を使用するなど、腕を上げた時の可動域にも配慮して作られています。男性ダンサーからはリフトした時に腕を上げやすいと好評なんですよ。

「衣裳を繕う時は強力なジーンズステッチを使用します」と中島さん ©Ballet Channel

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