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【News】厚地康雄が故郷の宇都宮でプロデュース公演「エスペール・バレエ・ガラ」を開催!

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「エスペール・バレエ・ガラ」が、2025年7月27日(日)に宇都宮市文化会館大ホールで開催されます。宇都宮市と公益財団法人うつのみや文化創造財団が主催する本公演のプロデュースを務めるのは、元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエプリンシパルの厚地康雄さん。厚地さんは2022年にバレエ団を退団後、活動拠点を日本に移して様々な舞台に出演。その精力的な活動が認められ、2023年に第16回宇都宮エスペール賞を受賞しました。本公演は宇都宮市で生まれ育った厚地さんが、受賞成果を披露する凱旋公演となります。

厚地康雄 Yasuo Atsuji

栃木県出身。石原千代に師事。2003NBA全国バレエコンクール審査委員長特別賞受賞。同年英国ロイヤル・バレエ・スクールに留学。在学中バーミンガム・ロイヤル・バレエ(BRB)監督のデヴィッド・ビントレーの目に留まり、卒業を待たずに06年2月にBRBへ入団。11年ビントレーの新国立劇場バレエ団芸術監督兼任を機にソリストとして移籍。同年「くるみ割り人形」で主役デビュー、翌年ファースト・ソリストに昇格。2年半の在籍後、13年にBRBにファースト・アーティストとして再入団。同年、ピーター・ライト「くるみ割り人形」、ビントレー「パゴダの王子」で主役を踊り、14年ソリスト、17年ファースト・ソリストに昇格。18年の日本ツアーではライト「眠れる森の美女」の王子役を務め、バレエ団初の日本人男性プリンシパルになった。22年活動の拠点を日本に移し、NHKバレエの饗宴、東京バレエ団ガラ公演、NBAバレエ団「ドラキュラ」、小林紀子バレエ・シアター「シンデレラ・スウィート」などにゲスト出演。23年今後の活躍が期待される芸術家として宇都宮市から宇都宮エスペール賞を授与された。

「宇都宮エスペール賞」とは?

栃木県宇都宮市が、芸術文化の振興を図ることを目的として2001年に創設した「宇都宮エスペール賞」は、宇都宮市にゆかりのある芸術家の中から、創造活動が特に顕著で、今後の活躍が期待できる者に贈られます。
この賞は、フランス語のJ’espere(ジェスペール「私は期待する」の意味)に由来し、芸術家の未来を応援しようという思いが込められています。受賞者には、創作活動に役立てるための育成や支援のほか、市民と交流できる場が提供されます。

「エスペール・バレエ・ガラ」の見どころ

今回のステージには、厚地さんと親交があり、国内外で活躍している日本人ダンサーたちがゲスト出演。昨年末のオーディションで選ばれた小学生以上のダンサーたち総勢100名とともに、壮大なガラ公演を開催します。
クラシック・バレエからコンテンポラリーまで、多彩な演目が並ぶプログラムの中には、本公演が世界初演となる作品も。

プログラム
各作品の出演者は後日発表予定
■オープニング『L’espoir』
振付:厚地康雄
■コンテンポラリー作品(タイトル未定)
振付:福田圭吾
■『アラジン』よりパ・ド・ドゥ
振付:デヴィッド・ビントレー
■『コンチェルト』より第2楽章のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン
■『眠れる森の美女』第3幕より抜粋
改訂振付:厚地康雄、原案:マリウス・プティパ

出演予定のゲストダンサー
佐久間奈緒(元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル)
平野亮一(英国ロイヤル・バレエ プリンシパル)
平田桃子(英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル)
菅井円加(ハンブルク・バレエ プリンシパル)
福田圭吾(元新国立劇場バレエ団 ファースト・ソリスト)
山下湧吾(東京バレエ団 セカンドソリスト)

佐久間奈緒 Nao Sakuma
元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル

福岡市生まれ。三ノ上万由美バレエスタジオ、古森美智子バレエ団研究所を経て、ロイヤル・バレエ・スクールで学ぶ 。1995年にバーミンガム・ロイヤル・バレエへ入団、02年プリンシパルに昇格。「白鳥の湖」「リーズの結婚」「ロミオとジュリエット」「火の鳥」「二羽の鳩」のほか、「チェックメイト」の黒の女王、「エリート・シンコペイションズ」、「ランデブー」など英国バレエを代表する多彩なレパートリーを踊る。バレエ団を代表して、06年ロイヤル・フェスティバル・ホール改装後の杮落し公演、バーミンガムで行われたNATO会議エキシビションで踊るほか、エリザベス女王即位50周年の祝賀会で女王に踊りを披露。ロンドンのオペラハウスで行われた女王80歳の誕生日ガラ公演にも出演した。18年に退団後、同団のゲストバレエミストレスを務める。20年ロイヤル・バレエ・スクール教師資格を取得。22年より日本に拠点を移し各地でゲスト出演をするいっぽうで、アーキタンツ・トレーニングプログラムや新国立劇場バレエ団で指導も務めている。

平野亮一 Ryoichi Hirano
英国ロイヤル・バレエ プリンシパル

©Johan Persson

兵庫県出身。尼崎で育ち、4歳から母が主催する平野節子バレエスクールでバレエを始める。2000年に第14回全日本バレエコンクールジュニアの部第1位、文部大臣奨励賞、東京都知事賞など6つの賞を受賞。01年第29回ローザンヌ国際バレエコンクールプロフェッショナルスカラーシップ賞受賞。神戸市より神戸ユース賞、兵庫県よりマロニエ賞を受賞。同年9月から英国ロイヤル・バレエに研修生として入団。02年に正式入団。16年プリンシパルに昇格。同年兵庫県芸術奨励賞を受賞。おもなレパートリーは「パゴタの王子」王子、「冬物語」レオンテス、「ドン・キホーテ」エスパーダ、「マノン」デ・グリュー、レスコー、「ロミオとジュリエット」ロミオ、ティボルト、パリス、「ライモンダ(第3幕)」ジャン・ド・ブリエンヌ、「うたかたの恋」ルドルフ、「オネーギン」オネーギン、「ラ・バヤデール」ソロル、「アナスタシア」ラスプーチン、「フランケンシュタイン」クリーチャー、「ダンテ・プロジェクト」ダンテなど。

©Emma Kauldhar

平田桃子 Momoko Hirata
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル

©Johan Persson

5歳から山本禮子バレエ研究所でバレエを学ぶ。2001年ローザンヌ国際バレエコンクールでエスポワール賞受賞。英国ロイヤル・バレエ・スクールへ留学。03年首席で卒業後、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ入団。11年スペインのコレーラ・バレエへ移籍。ニーナ・アナニアシヴィリ30周年記念公演でアンヘル・コレーラのパートナーを務める。12年英国バーミンガム・ロイヤル・バレエに移籍後、プリンシパルに昇格。15年の来日公演にてデヴィッド・ビントレー「シンデレラ」、ピーター・ライト「白鳥の湖」の主役、18年の来日公演でフレデリック・アシュトン「リーズの結婚」の主役を踊る。NBAバレエ団で19年「白鳥の湖」オデット/オディール、21年「ドラキュラ」ミーナ、谷桃子バレエ団で23年「ドン・キホーテ」キトリ、24年「白鳥の湖」オデット/オディールでゲスト出演。21年英国批評家協会賞「Outstanding Performance 古典の部・女性」ノミネート。22、23年、英国批評家協会賞「Best Female Dancer 古典の部・女性」ノミネート。

©Johan Persson

菅井円加 Madoka Sugai
ハンブルク・バレエ プリンシパル

©Kiran West

3才からバレエを始める。2000年から佐々木三夏バレエアカデミーにて、佐々木三夏、池端幹夫の指導のもと、様々な国内バレエコンクールに出場。12年にローザンヌ国際バレエコンクールにて第1位とコンテンポラリー賞を受賞。ショソンドール国際バレエコンクール in Parisにてグランプリ受賞。12年9月ドイツ、ハンブルク・バレエジュニアカンパニーに入団。14年ハンブルク・バレエ入団。17年ソリストに昇格。ジョン・ノイマイヤー振付作品のほか、「白鳥の湖」、「Dances at the gathering」、ヌレエフ版「ドン・キホーテ」等を踊る。19年プリンシパルに昇格。ジョン・ノイマイヤー振付作品をはじめ、クリストファー・ウィールドン「The winter’s tale」、キャシー・マーストン「Jane eyre」等で主役を務める。世界各国の様々なガラ公演にも出演し、活動の幅を広げている。

©Kiran West

福田圭吾 Keigo Fukuda
元新国立劇場バレエ団 ファースト・ソリスト

大阪府出身。3歳からK★BALLET STUDIOにてバレエを始め、矢上香織、久留美、恵子に師事。2001年こうべ全国洋舞コンクール・バレエ男性ジュニアの部第1位、02年ジャクソン国際バレエコンクールでスカラシップ、03年ローザンヌ国際バレエコンクールでプロフェッショナル・スカラシップを受賞。同年英国バーミンガム・ロイヤル・バレエで研修し、06年新国立劇場バレエ団に入団。09年トワイラ・サープ「プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ」プリンシパルに抜擢され好評を博し、19年デヴィッド・ビントレー「アラジン」のタイトルロールを踊る。10年ソリスト、12年ファースト・ソリストに昇格、古典、現代バレエ、創作を問わず様々な作品で主要な役を踊った。24年6月「アラジン」主演をもって退団。現在フリーのダンサー/振付家として活動の幅を広げている。主な振付作品は21・23年「ROCK BALLET with QUEEN」、21年「The Overview Effect」、23年「After the show」24年「SHIKI」など。

山下湧吾 Yugo Yamashita
東京バレエ団 セカンドソリスト

青森県出身。13歳よりバレエを始める。東京バレエ学校を経て、2018年に東京バレエ団に入団。現在セカンドソリスト。おもなレパートリーに、ブルメイステル版「白鳥の湖」パ・ド・カトル、道化、「ジゼル」ペザントの踊り、子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」のブルーバード、フォーチュン王子、ベジャール「火の鳥」のパルチザン、「ギリシャの踊り」のハサピコ、パ・ド・ドゥ、「くるみ割り人形」のロシア、フランス、ウッテンドール、花のワルツのソリスト、クランコ版「ロミオとジュリエット」のベンヴォーリオ、カーニバルのダンサーなどがある。

公演情報

第16回宇都宮エスペール賞成果披露公演
「エスペール・バレエ・ガラ」

【日時】
2025年7月27日(日) 15:00開演(14:15開場)

【会場】
宇都宮市文化会館 大ホール
〒320-8570 栃木県宇都宮市明保野町7-66

【料金】(全席指定・税込)
S席¥6,500
A席¥5,000
U-22席(22歳以下対象)¥3,000
※未就学児入場不可

【チケット取り扱い】
★発売開始日:2025年2月22日(土)
宇都宮市文化会館プレイガイド  028(634)6244
(2/22の電話予約は14:00から)
栃木県総合文化センタープレイガイド 028(643)1013
■FKDショッピングプラザ宇都宮店3F 028(623)5269
CNプレイガイド 0570-08-9999
ローソンチケット(Lコード:34299)

【公演詳細】
公式サイトはこちら

【問い合わせ】
宇都宮市文化会館 028(636)2121

主催:宇都宮市・公益財団法人うつのみや文化創造財団
共催:公益財団法人とちぎ未来づくり財団

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