撮影:テス大阪
1990年代から2010年代にかけて数々の作品を生み出し、国際的にも高く評価されながら、57歳の若さでこの世を去った振付家・矢上恵子。
自身も素晴らしいダンサーでありながら、新国立劇場バレエ団 元プリンシパルの山本隆之や現プリンシパルの福岡雄大、同バレエ団で活躍した福田圭吾・紘也兄弟など、日本トップレベルのダンサーたちを育て上げた指導者でもありました。
2003年のローザンヌ国際バレエコンクールで、当時17歳だった福田圭吾がコンテンポラリー・ヴァリエーションで踊り話題を呼んだ『witz』も、矢上恵子作品でした
ダンサーの身体を限界まで踊らせる振付。
踊って、踊って、踊り続ける身体は、やがてドラマを語り出す。
スタイリッシュに、エモーショナルに、観る者の心を揺さぶり続けた矢上恵子は、2019年3月30日、闘病の末に帰らぬ人となりました。
矢上の3回忌だった2021年、私たちバレエチャンネルは、彼女の遺した作品の記録映像を上映するイベントを開催しました。
コロナ禍にも関わらず、人数限定の現地参加チケットは即完売。有料ライブ配信にも数百名の参加者が集い、予想をはるかに超える反響がありました。
2021年4月に開催した「矢上恵子作品上映会&メモリアルトーク」イベントのトレイラーより
あれから4年――7回忌を迎える2025年2月、いよいよ、映像ではなく生の舞台で、ダンサーたちが矢上恵子作品を踊る1日限りの公演「踊れ、その身体がドラマになるまで〜矢上恵子メモリアルガラ2025 in TOKYO〜」が実現することになりました。
出演は、矢上作品を身体で知り尽くす福岡雄大や福田圭吾、新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子、米沢唯、柴山紗帆、ファースト・ソリストの池田理沙子、木下嘉人など。当代の人気ダンサーたちが、矢上恵子作品に挑みます。
チケット発売は2024年11月10日(日)。
詳細は随時、公演特設サイトやバレエチャンネルにてお知らせします。
撮影:テス大阪
公演概要
踊れ、その身体がドラマになるまで
〜矢上恵子メモリアルガラ2025 in TOKYO〜
【日時】
2025年2月15日(土)14時〜
【会場】
ティアラこうとう(東京都江東区住吉2-28-36)
【出演(予定)】
小野絢子
米沢唯
柴山紗帆
福岡雄大
池田理沙子
木下嘉人
五月女遥
川口藍
宇賀大将
金城帆香
橋本真央
(以上、新国立劇場バレエ団)
福田圭吾
石川真理子
井本星那 ほか
【演目】
『Bourbier』
『witz』
『Toi toi』
ほか、矢上恵子振付作品
【芸術監督】
福田圭吾
【監修】
矢上久留美
【主催】
株式会社 新書館
【企画・制作】
矢上恵子メモリアルガラ実行委員会
【協力】
公益財団法人江東区文化コミュニティ財団 ティアラこうとう
【特別協力】
K★BALLET STUDIO
株式会社 代地
【メディアパートナー】
バレエチャンネル
【公演事務局・問合せ】
バレエチャンネル編集部
info@balletchannel.jp
【チケット発売】
2024年11月10日(日)10:00
※公演詳細はこちら