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スュル・ル・ク・ド・ピエ/クペ

sur le cou-de-pied 【仏】/ coupé 【仏】

(スュル・ル・ク・ド・ピエ)足首の上に/(クペ)切られた

スュル・ル・ク・ド・ピエは、片足がもう一方の足首に触れている状態のこと。略して「ク・ド・ピエ」ともいう。クペは足首を「切る」ようにスュル・ル・ク・ド・ピエに上げる動きを指す。クペはこのほか、前(または後ろ)の脚をスュル・ル・ク・ド・ピエにして真上に跳び、その脚で着地しながら、後ろ(または前)の脚をスュル・ル・ク・ド・ピエにするパを指すこともある。

★前のク・ド・ピエ


足の裏で足首を包むような形。踵を軸脚の前に当て、つま先を後ろへと巻きつけるように。

つま先が足首の前に触れ、踵は足首から離した状態にすることもある。

★後ろのク・ド・ピエ


前のスュル・ル・ク・ド・ピエと同じ形を足首の後ろで作る。踵が軸脚に触れるように。

※イラストは体の前から見たところ

 ほんとうは意味が違うけど、同じように使われることが多いよ!

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【指導・監修】 小山 久美(スターダンサーズ・バレエ団代表、昭和音楽大学短期大学部教授)【モデル】 久保田 小百合(スターダンサーズ・バレエ団)【写真】 瀬戸 秀美【イラスト】 早乙女 民
バレエチャンネルの用語集は上記書籍を転載し再構築しています。

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